八王子駅前Office ブログ

　私は2023年6月に入所し、12月から就職が決まりました。約半年間の通所でしたが、就労移行に通おうと思ったきっかけや、実際に通所してみた感想を書かせていただきたいと思います。

　私は2022年の10月に障害が判明し、約半年間は体調が優れず自宅で療養していました。少しずつ体調も良くなってきた2023年4月頃、そろそろ就職に向けて動き出してみようと思ったのですが、自宅療養期間が長かったのと、まだ完全に障害が完治した訳ではなかったので、働くということに対して大きな不安がありました。その旨を主治医に相談したところ、障害者雇用という働き方があることを教えていただき、自分でいろいろ調べるようになりました。調べていく中で障害者雇用の就職をサポートしてもらえる就労移行支援という施設があることを初めて知りました。初めての障害者雇用でどのように就職活動を進めて良いかわからなかった私にとってとても心強く、すぐに就労移行支援の見学と実習を申し込みました。私は4か所の就労移行支援で実際のプログラムなどを体験してみたのですが、1人1人の個別支援を大切にしているココルポートを選び、オフィスの雰囲気が良く、居心地が良さそうだなと感じた八王子駅前オフィスに通所することを決めました。

　最初の3か月間は主にパソコン関連やストレス対処などのプログラムに参加し、個別訓練の時間ではデータ入力やタイピング練習をしていました。9月頃から本格的に就職活動をスタートしましたが、最初のうちはどのように動いたら良いかわかりませんでした。しかし、わからないことや不安なことはスタッフの方に相談しながら就職活動を進めていきました。私は明確な希望職種が決まっていなかったので、企業見学や実習に参加しながら方向性を決めていこうと思いました。企業見学や実習の場も就労移行に通っていないとなかなか経験出来るものではないので通所して良かったと思いました。そして11月に内定をいただきました。企業との条件面談の際にはスタッフの方に同行していただき、入社後の不明点などを一緒に確認しました。不安な点を払拭することができ、納得感を持って内定を承諾することが出来ました。もし私1人で就職活動をしていたら、ここまできちんと納得した上で決断をすることは出来なかったと思うので、スタッフの方にサポートしていただけて本当に良かったと思っています。

　1年前の私は体調が優れず、気持ちの面でも沈んでいた時期だったため、“本当にまた就職なんて出来るのかな…”と正直不安でいっぱいでした。しかし、ココルポートに通いながら生活リズムを整え、様々な訓練に参加していくうちに、“就職出来るように頑張ってみよう！”とどんどん前向きな気持ちになっていきました。そう思えた1番の理由は、「自分は1人じゃない、サポートしてくれるスタッフの方や一緒に頑張る仲間がいる」と感じることが出来たからです。ココルポートに通ってみようと1歩踏み出して本当に良かったです。

　もし、1人で就職活動をすることに不安を感じている方がいたら、ぜひココルポートのスタッフの方に相談してみてください！きっと1人1人に寄り添いながらサポートしてくださると思います。

私のこれまでのお話が少しでも皆様のご参考になれば幸いです。ありがとうございました。

就労移行支援事業所 Cocorport 八王子駅前Office