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立川駅前Office ブログ

2024/01/11 立川駅前Office

【立川駅前office】障害者雇用の「配慮点」とは?

こんにちは!

立川駅前officeのスタッフです。

 

成人式が終わり、学校も始まり、何となく世の中が正常運転に戻ったかなという印象でいます😊

皆さまはお変わりなくお過ごしでしょうか?

 

 

さて、今日は障がい者雇用の最大のメリットである「配慮点」についてのお話です😊

ところで、“配慮”と聞いて、みなさんはどんなイメージを持ちますか?

「配慮とワガママどう違うの?」と感じる方もいるかもしれません。
事例も交えて一緒に考えてみましょう🤔

 

 

【障がい者雇用の配慮とは?】
企業には障がいのある方を一定数雇用する義務があります。
しかし、障がいによっては周囲の人と同じスピードで仕事をすることがどうしても難しかったり、
平日にしか通院ができないためフルタイムで働くことが困難な方もいらっしゃいます。

それだと、いくら企業側が「うちで働いてほしい!」と求人を出しても、当事者は躊躇してしまいますよね💦

そこで、国はそういった背景から、
「社会的障壁の除去の実施についての必要かつ合理的な配慮を的確に行いましょう」
と、企業に配慮を行う努力義務を課したのです。

条文をほぼそのまま載せているため少し小難しい言い方になっていますが、要するに
「障がいがある人も、障がいがない人と同じように活躍できるよう、必要な対策をしましょう」
と法律で決めたということなんですね😊

 

では、その配慮は具体的にどういったものがあるのか、例をもとに見てみましょう。

 

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【ケース~短期記憶が苦手なAさん~】
とある企業で働いていたAさん(仮名)。
元々パソコンはかなりできる方で事務職としての適性があったのですが、上司からの
「これとこれをいつまでに作っておいてください」
「〇〇課にある資料を10部持ってきたら、〇〇課の××さんに指示を貰ってください」
といった口頭の指示を記憶することが苦手で、前職では度々抜けやミスがあったそうです。

どうして上手くできないんだろう、自分は働けないのかな…と落ち込まれ、前の職場は短期で退職されていました

しかし、その後訓練を行う中で、
・メモを取る時間があればしっかり書き留めることができること
・復唱して確認を取れれば、安心して仕事ができること
が分かり、企業面接の際伝えたところ、
・指示した時はメモを取る時間をもらう
・不安になったら、復唱確認する
という配慮を貰い、希望する事務職へ再就職されました。

 

 

【ケース~コミュニケーションが苦手なBさん~】
今まで就職した経験がないBさん(仮名)。
過去に人とのかかわりでお辛い経験をされ、人と話すこと自体に恐怖心を持っておられました。
緊張がピークになると声をうまく出すことができなくなってしまい、さらに殻に閉じこもってしまう…
という負のスパイラルに陥っていたそうです。

そこで、訓練の中で「コミュニケーションカード」の導入を試してみました📚
・体調がよくない、声がうまく出ない時は「赤のカード」
・問題ない、会話もできる場合は「青のカード」
・少し体調がよくないけど、会話も仕事もできる場合は「黄色のカード」

といったように、周囲に状態を共有できるためのツールを作り、企業にも認めていただきました。
元々会話を頑張りたい!という気持ちが強かったBさんは、
「自分のペースで徐々にコミュニケーションが取れたのでよかった」
とお話されています。

その後は徐々に赤のカードの出番は減り、今はカードが必要ないくらい職場になじむことが出来たそうです。

 

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このように、一般の雇用では中々認められにくい配慮をお願いできることが、
障がい者雇用の大きな特徴ともいえるでしょう。

 

【最後に:配慮の注意点】
先ほどの条文を見てみると「合理的配慮」と書かれていることにお気づきでしょうか?
そう、実は配慮は何でもいいのではなく、合理性が必要になるのです😊

「合理性って、どこで判断するの?」

と思われるかもしれません。この合理性は、大体が企業側の判断になります。
ご自身が
「これがないと働けないよ!」
と思って申告した配慮も、企業側が
「いや、これは難しいな…」
と判断してしまえば、その会社から採用を頂くことは難しくなってしまいます。

 

そこで私たちの出番です👍

 

私達就労移行は、そういった
「合理的配慮ってどこからどこまで?」
「どうすればこの苦手が合理的と思ってもらえるの?」
という悩みについてサポートし、皆さんの長期就労を支援していきます😊

 

もし今回の記事について、
「自分の配慮も知りたい!!」
という方は、ぜひ一緒に探してみませんか?

 

 

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