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相模大野Office ブログ
2024/06/06 相模大野Office
【障がい者雇用】トライアル雇用とは?~利用者インタビュー付き!~
みなさんこんにちは!
相模大野Officeのスタッフです。
今回は相模大野Officeからトライアル雇用にチャレンジしている利用者様にインタビューしました!
トライアル雇用とは、原則3か月間の試用期間を設け、期間の定めのない雇用(常用雇用)に移行するかどうかを見極める制度。
試用期間に適性や能力を見極め、企業とのミスマッチを防ぐことを目的としています。
簡単に言うと、本入社前に、実際に働き、企業とご本人のマッチングを確かめる制度です。
参考▶トライアル雇用 |厚生労働省 (mhlw.go.jp)
私たちは就職がゴールではなく、「長く働き続ける」ことを目標としています。
長く働き続けるためには、「スキルがある」だけではなく、「企業の雰囲気が合っているのか」、「仕事内容やスピード感が長く続けられるものなのか」など様々な要素のマッチングが大切になります。
トライアル雇用はその重要なマッチング率を上げることに効果的な制度となります。
「障がい者雇用枠にはこのような制度を導入している企業もある」ということを是非ご承知おきくださいね。
ではでは…ここからは皆さんが気になっている利用者様のインタビューとなります!
「就労移行支援を利用するきっかけってなんだったのだろう」
「就職のためにどのような訓練をすればいいのだろう」
「どのくらいの期間で就職できるのだろう」
多くの方が就職に向けて不安や疑問をもっていらっしゃいます。
インタビューを参考に、ご自身の就職をイメージしてみてくださいね!
これまでの就職者インタビューはこちらから…▼
ココルポート相模大野Office 就職者インタビュー【その➅】 | 障がい者就労移行支援のCocorport
ココルポート相模大野Office 就職者インタビュー【その⑦】 | 障がい者就労移行支援のCocorport
【ご利用者様】30代
【就職職種】事務職
【利用期間】1年2カ月
Q)ココルポート相模大野Officeの利用を始めたきっかけは何ですか?
自宅療養中に社会に出る不安より、働く意思が大きくなったのを感じ、就労移行支援をインターネットで調べました。実際に体験で来てみて雰囲気が良かったので通うことにしました。
Q)利用開始時の通所ペースはどれくらいでしたか?また、どのようなペースで週5日終日通所に増やしていきましたか?
通所開始時は週1日で午前のみの通所でした。そこから月ごとに週1日もしくは午後に通う日を増やし、最終的には週5日終日通えるようになりました。
Q)ココルポート相模大野Officeを休まず通所するために体調管理で気を付けていたことはありますか?
主に気を付けていたのは2点で1点目は日々の体調の移り変わりを把握することです。 セルフケアシートを活用することで習慣化していきました。
2点目は通所する理由を1日毎に明確にしていたことです。「今日はプログラムに出よう」「今日は個別訓練でPCスキルを身に着けよう」など、意識して通所していました。
最初は自分で何をしたらいいかわからなかったので、スタッフの方と相談しながらスケジュールを組んでいましたが、やっていくうちに自分自身でスケジュールや目的を決められるようになりました。
Q)ココルポートで行った訓練やプログラムの中で役に立ったものや良かったと感じるものはありますか?
セルフケアプログラムです。体調の安定のためには自己理解が必要ということがわかり、自分に合ったケア方法を学んだり、ほかの方の意見を参考にしながら取り入れてみたりすることで対処方法に幅がでました。
Q)就職活動の期間はどのくらいでしたか?
通所開始から6か月ほどで始めました。履歴書や質疑応答集などから作り始め、模擬面接を数回行ったあたりから実際に応募をはじめました。
Q)就職活動を行う中で、大変だったことは何ですか?また、どのように乗り越えましたか?
応募書類作成が大変でした。企業研究が苦手で志望動機を考えるのに苦労しました。しかし、スタッフの方に相談しながら行ったことで自分のやりたいことや、伝えたいことが明確になったので、それを軸にアプローチの仕方を企業に合わせた形で書けるようになったので、相談の大事さを改めて認識しました。
Q)就労に向けて訓練する上で大切だと思うことは何ですか?
まずは自己管理です。そのほかに「自己発信」「思いやり」「スケジュール管理」だと感じています。「自己発信」「思いやり」はコミュニケーション能力向上のため、「スケジュール管理」は自身の能力を把握し、実行するために大切だと感じています。
Q)入社に向けて、意識していきたいこと・頑張りたいことなどの意気込みをお願いします!
あまり理想を考えすぎないように意識しています。理想を持つことは大事ですが、そればかり考えてしまうと現実とのギャップに心が耐えられなくなってしまいやすいと感じているので、なるべくリスクもある程度考えながら行動していきたいです。また、オープン雇用という立ち位置による、マイナスイメージを持たれず、プラスイメージを持ってもらえるように頑張りたいです。
【スタッフより】
就職を目指す中で、「通所の目的を決める」というのはAさんにとって効果的でしたね。 人によって「就職したい理由」「モチベーション」は様々です。 「何のために働きたいのか」という目的を考えると活動のパワーになるかと思います。 皆さまも是非一度自身の就職目的を考えてみてくださいね。
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