湘南藤沢Office ブログ

皆さん、こんにちは。

Cocorport湘南藤沢Officeの広報部です。

季節は秋になり、夏の異常な暑さとは変わってきて涼しい日が多くなってきましたね。

さて、今回は先日行われたプログラム「アサーショントレーニング」をご紹介します。

アサーションとは簡潔にいうと相手の気持ちを尊重しつつ、自分の意見を伝えることです。

人間関係において、以下のストレスを抱えたことがある方は多くいるのではないでしょうか？

・意見を言いたいけど嫌われたくないから我慢してストレスを溜め込んでしまう

・逆に意見がストレートすぎて相手を傷つけてしまった、不快な気持ちにさせてしまった

そんな方に是非参加してほしいプログラムとなっています。

人間関係の持ち方には、大きく分けて以下の３つのタイプに分けられます。

・ノンアサーティブ（非主張的自己表現）

自分よりも他者を優先し自分のことを後回し

・アグレッシブ（攻撃的自己表現）

自分のことだけを考えて他者を踏みにじる

・アサーティブ（適切な自己表現）

自分のことをまず考えるが他者にも配慮する

このプログラムの目的は３つ目のアサーティブな自己表現を身につけることです。

このスキルを身につけることで相手に不快感や傷つけることなく、自分の意見を伝えることができるようになります。

以下の事例をもとに、ノンアサーティブ、アグレッシブ、アサーティブのそれぞれの特徴を見てみましょう。

例）駅で友人のBさんと町合わせたAさん。

Bさんは「ごめん、遅れちゃって…」と言いながら集合時間に30分遅れでやってきました。あなたがＡさんなら、Ｂさんになんと言いますか？

・ノンアサーティブＡさん

「全然大丈夫！」※相手のことを気にしすぎて自分の思いを伝えられない

・アグレッシブＡさん

「遅刻するとかマジ有り得ない！」※相手の状況を考えずに自己主張する

・アサーティブＡさん

「大丈夫だよ！でも次から遅れるなら早めに連絡くれると助かる。何かあったのかと心配するから」

相手を状況について気遣っている台詞を入れることで、アグレッシブな表現と比較して相手が受け取る印象が大きく変わりますよね。

自分の気持ちを優先しアグレッシブになれば、相手を傷つけたり不快にさせることになりますし、相手を優先しすぎて非主張的になれば、自分の気持ちを主張できなくストレスを溜め込んでしまいます。

※上記の例はあくまで一例で、友人関係ではなく職場での上司など上下関係がある相手などのパターンもプログラム内で行われています。

また、その時の状況や自分が主張したいことの内容、相手との関係性にもよって適切な自己表現というのは変わってきますし、自他ともに尊重しつつ意見を伝えるというのは感情的に怒りの部分が大きければ大きいほど、難しいとは思います。

しかし、冷静な状態で適切な自己主張ができるようになれば、相手も素直に意見を受け入れやすくなるかもしれません。人間関係を円滑に進めるために、アサーティブな自己表現を使ってみてはいかがでしょうか。

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