勝田台駅前Office ブログ

皆さま、こんにちは！勝田台駅前Officeスタッフです。

9月に入り、少しずつ秋の気配を感じるようになりました。

季節の変わり目でもありますので、くれぐれも体調にはお気を付けください。

さて、今回は勝田台駅前officeで実施しているプログラム紹介になります！

ご紹介するのはSST「うれしい気持ちを伝える」です。

「SST？ってなんだろ？」っていう方もいらっしゃると思うので、SSTについて簡単にご説明させていただきます。

SSTとは、ソーシャルスキルトレーニング(社会生活技能訓練/Social Skills Training)の略称です。

社会生活技能とは、他人とやり取りをするときに用いている「具体的」な行動のことです。

例えば、何気ない会話をする、友達を作る、自分の感情を表現するなど、我々はこれらの状況で、様々な社会生活技能を用いています。

SSTとは、他の人との様々な場面を想定し、いろいろなソーシャルスキルをロールプレイを通じて練習するプログラムのことです。

つまりSSTに参加することで、家族、友人、職場の上司、同僚、主治医等に自分の気持ちや考えをうまく伝えられるようになるので、人とのコミュニケーションが苦手…..という方には特にオススメです。

さて、今回は「うれしい気持ちを伝える」というテーマのSSTですが、このスキルを習得するとどうなるのかを見ていきましょう。

①うれしい気持ちを伝えることで相手がその行為に価値を感じ、人の役に立っている実感を得られる

②その行為に価値を感じた相手は「またしよう」と思い、再度自分に返ってくるようになる

③自分は周りにある小さな幸せに気付けるようになる

と、このようにポジティブループが生まれます。

どうでしょう、皆さんも一度は経験があるのではないでしょうか？

本当は「うれしいよ」「ありがとう」と伝えたかったのに恥ずかしくて言えなかった経験や、困っているときに助けてくれる仲間や友人がいるのに、いつしかそれが当たり前になっていたこと…..

人間支えあって生きている以上、いつだって助けられてますよね。

そんな時はぜひ「うれしい気持ち」を伝えてみてください。きっと、今よりもずっと良好な人間関係を築くことができると思います

そして、「うれしい気持ち」を伝える時のポイントは３つありますので見ていきましょう。

ポイント①相手の顔を見る

ポイント②相手にどうしてうれしかったのかハッキリ伝える

ポイント③そのおかげで自分がどんな気持ちになったのかを話す

やっぱり、相手の顔を見て伝えるか、伝えないかで受けての印象も変わってきますよね。そして、ただ、「うれしかった」ではなく、「〇〇だったからうれしかった」と、理由も具体的に伝えると、より相手に気持ちが伝わります。最後は「うれしかった」以外の気持ちを添えます。例えば、職場の同僚が仕事を手伝ってくれたとしましょう。「〇〇さん、今日は私の仕事を手伝ってくれてありがとう」「おかげで気持ちが楽になったよ」と、伝えます。

こうして、自分の状態を相手に知ってもらうことで、相手も安心するのではないでしょうか。「〇〇さんの役に立てて良かった」という気持ちになると思います。

ここまでSST「うれしい気持ちを伝える」についてご紹介してきましたが、officeでは実際にロールプレイをやっていただき、ロールプレイをして気付いたこと、他の人を見て良かった点などを共有していきます。最後に、プログラムを通じて学んだことや日々の生活にどう生かしていくのか、振り返りシートに記入していただき、終了です。

やっぱり大事なのは、「まずやってみること」だと思います！

最初の一歩を踏み出すのは勇気がいりますが、ご安心ください。

私たちココルポートのスタッフは、その一歩目を踏み出すお手伝いをさせていただきます。

最後にブログをご覧くださり、ありがとうございました

Cocorport勝田台駅前Officeでは障がいのある方の就職・職場定着に向けて役立つ、 様々なプログラムを行っています。
ご興味をお持ちいただいた方は、 ぜひ一度ご見学にお越しください。

スタッフ一同、心よりお待ちしております！

就労移行支援事業所 Cocorport 勝田台駅前Office