大宮第2Office ブログ

皆さん、こんにちは。大宮第2Officeのスタッフです。2021年最後のブログになります。

これから年末年始休に入り、普段の仕事や訓練ではなかなかない、”連休”がやってきます。

そこで今回は、余暇の過ごし方についておすすめの方法をトレイニーさんにお聞きましたので、ご紹介いたします！

私の余暇時間の過ごし方は、読書です。

純文学から一般文学までジャンル問わず読むのですが、強いて好みを挙げるとすれば、恋愛要素が入っているもので、読み進めながらどの登場人物とどの登場人物が結ばれるのかを考えながら読むのが好きです。切ない悲恋も、少女漫画のような王道恋愛物語もなんでも好きです。

読書をすると今読んでいる物語にだけ集中できるので、気分転換にもなります。悲しいことがあり落ち込んでいるときも、読書をしているときだけは忘れることができます。私にとって読書は、趣味の1つであるのと同時に、新しい価値観を教えてくれる大切なものです。

例えば、私の好きな本に『星の王子さま』があります。

簡単な内容は、サハラ砂漠に不時着した操縦士の僕と、そこで出会ったある小惑星からやってきた王子の少年の物語です。私は『星の王子さま』のシーンでとても心に残っているシーンがあります。それは、王子がサハラ砂漠でたくさん咲いているバラを見つけ、小惑星で大事に育てていた1輪のバラが特別なバラではなく、ありふれたバラだということに気づき、泣いてしまうシーンです。そこでキツネは王子に「きみのバラが、きみにとってかけがえのないものになったのは、きみがバラのために費やした時間のためなんだ。」と伝えます。それを聞いて、王子はいくら他にたくさんのバラがあろうとも、自分が美しいと思い、精一杯の世話をしたバラが、自分にとって1番のバラなのだと悟ります。

最初から特別なのではなく、思い出がそれを特別にしてくれる。私は何事も最初から特別なものを求めてしまいがちだったので、この考え方にとても衝撃を受けました。新しい本を1冊読み終えると、それを読む前の世界とはまた違ったものが見えることがあります。私はその自分をアップデートするような感覚がとても好きです。これからも私の人生にとって大切な本に出会うために、読書をしていきたいです。

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素敵な紹介ありがとうございました！！

今回余暇活動の紹介をした理由は、皆さんから「休日の過ごし方が分からない」「休憩時間が長く感じいつも余ってしまう」「趣味がない」などよく聞きます。自分なりのリフレッシュ方法を持っているかは、休み明けにしっかりと仕事や訓練に行けるか、体調を崩さずに安定して毎日過ごせるかにも大きく関係してきます。自分一人では見つけるのが難しい…という方は、毎週土曜日に余暇活動として様々な気分転換やリフレッシュになる内容をプログラムで皆さんと取り組んでいます。ぜひ参加し、一緒に新たな趣味探しをしましょう！

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今年もコロナ禍という大変な状況の中、ご利用様、ご家族様、支援機関様、その他関係機関の皆様のご協力により、無事に運営をすることが出来ました。心から感謝申し上げます。

年明けは、1月4日(火)からスタートです！2022年もたくさんの方にお会いできることを楽しみにしております。

皆さん、よいお年をお迎えください。来年もどうぞよろしくお願いいたします！

就労移行支援事業所 Cocorport 大宮第2Office