新小岩駅前Office ブログ

ブログをご覧の皆さん、こんにちは。

新小岩駅前Officeのトレイニーです。

東京はまだまだ肌寒く、しかし寒すぎることもなく、

妙に過ごしやすく感じる今日この頃です。

普段は主に勤務されているスタッフさんが更新なさっているこのブログですが、

恐縮ながら私めに筆を執らせていただく運びになりましたので、

今回は“私が訓練で得たもの“についてお話したいと思います。

私が訓練で得た、なによりの収穫物は“自信”です。

そもそも私はかなり自信に乏しい人間性をしていて、

今なおそのきらいはあるのですが、自己嫌悪をする時間や頻度は減り、

以前はまるで姿を見せなかった気持ちの高鳴りを感じるようになりました。

それが、“自信”です。

かつて私はちょっとした失敗を経験し、

将来の不安を抱えたまま療養生活を続けていることで、

だんだんと自尊心を失っていきました。

そこに射した一筋の光が、就労移行支援事業所の存在でした。

Cocorportでの訓練内容は多岐にわたります。

その中で、自分が気づかなかったが、確かに埋まっていた得意なことや長所を掘り出すことができるようになりました。

例えば、ブレインストーミングでは“アイデアの発想力”を。

模擬就労などのグループワークでは“段取りの提案力”を。

元々そこそこできるとは思っていたPCの技能も、

どの程度のものなのか正確に知ることができました。

これらを発掘できたことで、「自分にだってできることはあるんだ」という自負に繋がりました。

また、そういった自己の研究を続けていくと、まだ足りない部分や苦手なことが見えてきます。

しかし、かつてならそこで落ち込んで終わっていたでしょうが、今ならそれは改善点や目標として捉えられるようにもなりました。

もちろん全てが、とまでは言えませんが。

“自分を知る”ということは、言葉から受ける印象よりも、前向きな結果をもたらします。

“障がいを抱えた人生”という洞窟を進む上で、それは道しるべであり、地図であり、足元を照らす灯りでもあります。

ここで得た“自信”は、今や私の行動力の源泉です。

まだまだ私の就職活動は続きますが、

この貴重な源泉を枯らさぬためにも、

日々自己研鑽を忘れず、洞窟を踏破できるよう一歩ずつ歩んでいきたいと思います。

結びに、稚拙な内容ではございましたが、

このような文章を掲載することをお許しいただいたスタッフの方々と、

最後まで読んでいただいたあなたに、感謝を。

ありがとうございます。

就労移行支援事業所 Cocorport 新小岩駅前Office