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2023/05/31 調布Office

【プログラム紹介:アンガーマネジメント】

こんにちは。ココルポート調布Officeのトレイニー(訓練生)です。

今回は5/25プログラム「アンガーマネジメント 怒りと上手に付き合う方法」をご紹介します。

読者のみなさん、梅雨の季節ですね。蒸し蒸しするし、除湿が必要だし、洗濯物は乾かないし……、色々小さなイライラが募ります。そんな季節、アンガーマネジメントは私達にとって身近な問題解決のヒントになるのではないでしょうか?

今回はそんな日常の中でも職場を想定したアンガーマネジメントをみなで学び、共有しました。

プログラムの目的は以下の2つでした。参加者は7名です。

「怒りを爆発させないようにする応急処置の方法を知る」

「怒りの種(原因)を見つけ、自分がどういうことで怒りやすいかに気づく」

まず私達は職場で怒りを爆発させないため、どのように怒りを制御するか共有し学びました。

結論として怒りの爆発にはデメリットしかない、とみなで理解しました。怒った自分に自信を失う、職場の雰囲気が悪くなる、後悔すると言った意見が出ました。

そして制御するには薬を飲む、感情を飲み込むや、日頃から怒りは人を支配する武器だと理解し注意しておく、といった面白い意見もありました。私は、人間は怒るものだから仕方ないと思って少し落ち着くよう努力しています。

次は学びの時間です。主な応急処置法を紹介します。「6秒数える」です。怒りの元となるホルモンのアドレナリン分泌が約6秒間でピークアウトするそうです。

更に数え方を工夫すると良いそうです。なぜかというと工夫すれば他の事を考えるからですね。納得です。英語などが例に挙がりましたが、私は中国語を考えたら、そういえば、麻雀をする人は中国語の数字だけは大体知ってるな~、と下らない事を連想しました。つまり怒りを忘れるとはこういった思考でしょうね。他に良いイメージを思い出す、という処置法もありましたが、例えば昨晩、爆笑した漫画に思い出し笑いをしてしまったら、これはこれで問題が起きそうです。私には爽快なイメージが良さそうです。

最後に「怒りの原因」について学びました。原因を特定できれば解決方法が見つかるかもしれません。

紙面の都合上、要約になりますが、ここでは「心を分析し解釈した内容」をみなで学びました。

職場の人間関係のみならず、他者の心は分かりません。この他者の心が分からないから、相手の言動にイライラするわけですが、本当にイライラする事かどうか。もちろん相手に非があれば相手の問題でしょう。しかし自意識過剰や勘違いなど、自己の行動や心の工夫でどうにかなる問題かもしれない。一つ一つ原因を見つける作業自体が、感情を抑え理性を働かせるものになるのでしょう。

さて実際、怒りを本当に爆発させることは少ないと思いますが、日常イライラはたくさんあります。以前ある法事の時、お坊さんのお話に「共に是(これ)凡夫(ぼんぷ)のみ」という言葉があり今も心に残っています。聖徳太子の言葉だそうですね。「良い言葉の反復」は応急処置法にも紹介がありました。みなさんも改めてイライラしない方法を探してはいかかでしょうか。意外な発見や大切な事を思い出す良い機会になるかもしれません。

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