自立訓練(生活訓練)とは | 障がい者就労移行支援のCocorport
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自立訓練(生活訓練)とは

自立訓練とは

自立訓練とは、障害者総合支援法に定められた「指定障がい福祉サービス」のひとつです。
自立訓練には、生活訓練機能訓練の2つがあります。

【機能訓練】

機能訓練とは、日常生活をおくる上で身体機能・生活能力の維持・向上のため身体的リハビリテーションを中心とした支援を提供するサービスです。

【生活訓練】

生活訓練とは、自立した日常生活や社会生活がおくれるよう、生活能力の維持・向上のための訓練や助言などの支援を提供するサービスです。

ココルポートの自立訓練(生活訓練)

ココルポートの自立訓練(生活訓練)では、社会復帰を目指すための自立に向けた様々な知識や経験を積んでいただく学びの場「Cocorport College(ココルポートカレッジ)」を提供しています。

「Cocorport College(ココルポートカレッジ)」では、自分自身で意思決定をするために必要なことを下記5つのカテゴリー(生活、コミュニケーション、研究、イベント、仕事)から習得していきます。

  • 生活

    現在の自立に向け必要なこと、将来の自立に対し必要な知識の習得やご本人の気づきを目的としています。生活面は多岐に渡ることもあり、カレッジでは中心になるプログラムです。

    • 生活リズムを整えよう
    • お金の使い方
    • 服薬コンプライアンス
    • LST(ライフスキルトレーニング)
    • ダンスプログラム
  • コミュニケーション

    他者の意見を傾聴し意図を汲み取るスキルと、自分の意思や考えを相手に伝える(発信)スキルの習得を目的とします。馴染みやすいようにゲーム感覚のプログラムを多くご用意しています。

    • 挨拶と返事の大切さ
    • 非言語コミュニケーション
    • コンセンサスゲーム
    • グーグルマップでプチ旅行
    • ごちゃまぜBINGO
  • 研究

    このプログラムでは様々な項目を研究していきます。自己分析系もその1つです。「長所と短所をみつけよう」、「自分取り扱い説明書」などアプローチの仕方は数種類あります。また、自分の「好きなこと」を研究しようでは、「鉄道」や「アニメ」など自由に自分の好きなテーマを決め研究し、レポートにまとめ発表します。

    • 自己分析関連
    • 気持ちの整理ドリル
    • ストレスコントロール
    • 将来の進路先について
    • 自分の「好きなこと」を研究しよう
  • イベント

    夏はうちわと風鈴を作ろう!など四季を感じることのできるプログラムやPCで年賀状を作ろうなど年間行事を意識したプログラムがあります。
    物づくりは余暇活動にも役立つと評判です。他にも、ゲームやパズルなど楽しみながら仲間と一緒にコミュニケーションスキルを習得していくことができます。

    • 一年の振り返り
    • PCで年賀状
    • 夏の風物詩!うちわと風鈴を作ろう!
    • レジンでオリジナルアクセサリーを作ろう!
    • 超大作!大型パズルを作ろう!
  • 仕事

    カレッジに通っている段階で就職に興味を持った方が受講するプログラムになります。
    就職活動に入る前の段階でどのような準備が必要なのか。就職後に必要なビジネスマナーや就労スキルを習得することを目的としています。

    • 職業準備性ピラミッド
    • 報連相
    • 私にとっての良い企業
    • 就職という自立を目指す計画
    • ビジネスマナー関連

ココルポートの自立訓練(生活訓練)を受けた方の声

  • N.Tさん

    「自立訓練のプログラムの中で私が一番好きなものはダンスです。」

    最初はコロナウイルスの影響もありZoomからスタートしたのですが、最近は先生から直接レッスンを受けられるようになって、身体を動かすことがとても楽しいです。

    > 詳しくはコチラ

  • M.Mさん

    「私は自立訓練の事業所に通い、料理ができるようになりました。」

    社会に出て自立するために必要なことを学ぼうと思ったのが通うきっかけでしたが、両親がもし働けなくなった時に、自分でできることを増やすために今は通っています。

    > 詳しくはコチラ

  • T.Hさん

    「私は事業所に通う以外の時間を使って、菌類生態学、量子力学などを学んでいます。」

    週3で事業所に通うことで薄らいでいた曜日感覚が戻り、体のバランスも整ってきました。

    > 詳しくはコチラ

自立訓練(生活訓練)に関するよくある質問

自立訓練と就労移行支援の違いについて教えてください。

障害者総合支援法における「訓練のサービス」として、■ 自立訓練 ■ 就労移行支援 といったサービスがあり、それぞれで目的が異なります。
各サービスの目的は以下のようになります。

サービス 目的
自立訓練(機能訓練・生活訓練) 自立した日常生活又は社会生活ができるよう、一定期間、身体機能又は生活能力の向上のために必要な訓練を行います
就労移行支援 一般企業等への就労を希望する人に、一定期間、就労に必要な知識及び能力の向上のために必要な訓練を行います

つまり、就労移行支援サービスは、「一般就労」を目指す方向けのサービスで、自立訓練サービスは、社会生活を送るための訓練という目的になります。

それにより、対象、雇用契約、工賃(賃金)の有無などに違いが出てきます。
具体的には以下の表をご確認ください。

対象者 年齢 雇用契約 利用期間 工賃(月額平均工賃)
自立訓練(機能訓練・生活訓練) 地域生活を営む上で一定の支援が必要な方 65歳未満 なし 機能訓練:18ヶ月
生活訓練:24ヶ月
基本なし
就労移行支援 就労を希望する 65歳未満 なし 原則2年 基本なし
障害者手帳を持っていないのですが、利用できますか?

障害者手帳をお持ちでない方でも、医師の診断や通院があれば、自治体の判断によりご利用可能な場合があります。ご相談いただければスタッフが詳しく対応いたします。

利用の費用は?

約90%の方がご負担なくご利用いただける想定をしています。しかし、以下の通り、ご本人様の前年度所得、ご家族の所得に応じて利用料がかかる場合がございます。

区分 世帯収入状況 負担額/月
生活保護 生活保護受給世帯 負担なし
低所得 市町村民税非課税世帯 負担なし
一般1 市町村民税課税世帯(所得割16万円未満)
※入所施設利用者(20歳以上)、グループホーム・ケアホーム利用者を除く。
9,300円/上限
一般2 上記以外 37,200円/上限

(注1)3人世帯で障害者基礎年金1級受給の場合、収入が概ね300万円以下の世帯が対象となります。
(注2)収入が概ね600万円以下の世帯が対象となります。
(注3)入所施設利用者(20歳以上)、グループホーム、ケアホーム利用者は、市町村民税課税世帯の場合「一般2」となります。

*その他の要件によって減免等がありますので、お住まいの行政担当課にお問い合わせください。

年齢制限はありますか?

65歳未満の方までが対象となります。
ココルポートカレッジでは、中心となる年齢層は18歳~35歳の青年期を想定していますが、それ以外のご年齢であっても利用することは可能です。まずはお気軽にご相談ください。

市外、県外ですが利用できますか?

はい、ご利用頂けます。

利用するのに、何か必要なものはありますか?

はい。ございます。
利用には障がい福祉サービス「受給者証」が必要になります。受給者証はお住まいの市区町村(福祉サービス課)にて発行されます。詳しくはお気軽にご相談いただければスタッフが詳しくご説明させて頂きます。

自立訓練事業所の種類

【事業所に通う通所型】

事業所に通って、日常生活を送るために必要な能力を身に着けるための訓練を行います。
午前中から訓練を開始して、夕方まで訓練を行うことが一般的ですが、体調や家庭の事情などに応じて午前中だけ通所したり、午後から通所したりすることもできます。
事業所ではパソコンを使用した訓練や他利用者とのグループワークなど様々な訓練を受けることができます。毎日事業所に通い続けることで、生活リズムの改善や体力づくりにもなります。
また、事業所には、同じように訓練している仲間が大勢いるので、お互いに切磋琢磨しながら楽しく通所することができます。

【自宅で支援を受ける訪問型】

支援者が利用者の自宅を訪問して支援します。
利用者は自宅で訓練を行うことができるので、一人で外出するのが難しい方や大勢の人と接することに抵抗のある方、長期の入院から退院された方など、事業所に通所することが難しい場合は、訪問型の自立訓練(生活訓練)を利用すると負担が少なくなるかもしれません。
訪問による訓練は、生活リズムを整えるための訓練、洗濯・清掃・ゴミ出しなどの訓練、役所や銀行、医療機関などの利用のための訓練など、地域生活を送るために必要な能力を向上させるための訓練が中心になります。通所と訪問を併用することもできます。

【事業所に泊まる宿泊型】

昼間に仕事をされている方や障がい福祉サービスを利用されている方が、夜間や休日に事業所に宿泊して訓練を行い、また支援を受けることができます。
今後、一人暮らしやグループホームでの生活をしたい方が夜間の生活の場所として利用されたりします。
事業所の設備や居室を利用しながら、生活訓練や入浴、着替えなどの生活能力を向上させるための訓練をしたり、健康管理や生活に関する相談をしたりすることができます。
他利用者との共同生活を通して、日常生活に必要な様々な経験を積み、地域で自立した生活ができるようになることを目指します。

自立訓練事業所の対象者

ご利用対象

自立訓練事業所の利用期間

利用期間としては、原則最長24か月の期間となります。
24ヶ月を超えて利用するには、市区町村に申請し、審査を経て必要性が認められた場合に限ります。

自立訓練事業所の利用料金

ご本人または配偶者の前年度所得に応じて、利用料(1割負担)がかかる場合がありますが、現在9割以上の方に自己負担なくご利用いただいています。

区分 世帯収入状況 負担額/月
生活保護 生活保護受給世帯 負担なし
低所得 市町村民税非課税世帯(注1) 負担なし
一般1 市町村民税課税世帯(所得割16万円未満)(注2)
※入所施設利用者(20歳以上)、グループホーム・ケアホーム利用者を除く。(注3)
9,300円/上限
一般2 上記以外 37,200円/上限

(注1)3人世帯で障害者基礎年金1級受給の場合、収入が概ね300万円以下の世帯が対象となります。
(注2)収入が概ね600万円以下の世帯が対象となります。
(注3)入所施設利用者(20歳以上)、グループホーム、ケアホーム利用者は、市町村民税課税世帯の場合「一般2」となります。

*その他の要件によって減免等がありますので、お住まいの行政担当課にお問い合わせください。

自立訓練事業所の利用手続きの流れ

見学

見学

 
受給者証の申請

受給者証の申請

【受給者証とは】
受給者証とは 障がい福祉サービスを利用するために、市区町村から交付される証明書です。自立訓練事業所を利用する場合、お住いの市区町村の障がい福祉課などに対して、受給者証の申請手続きが必要となります。
※ 手続きの方法は、市区町村ごとに異なります。また、障がいがあることを証明する書類(障がい者手帳、医師の診断書や意見書など)を求められます。
※ 障がい者手帳を持っていない方も利用をすることができますが、主治医の意見書が必要です。
 
認定調査

認定調査

【認定調査とは】
認定調査とは、障がいの程度や支援が必要な状況などを調査するものです。認定調査では、市区町村の障がい福祉課の担当者らと、生活状況や働く意欲を確認するための面談が行われます。
 
受給者証の発行

受給者証の発行

 
 
利用開始

利用開始

 
 

自立訓練(生活訓練)に関するご相談はココルポートへ

ココルポートでは、自立訓練(生活訓練)を提供している「Cocorport College(ココルポートカレッジ)」を運営しています。
ココルポートカレッジは一人ひとりをサポートする個別支援を行っています。
一人ひとりの言葉を傾聴し、理解や共感することで一緒に進路について考えサポートしていきます。
ご利用者様の意思を尊重しながら、日々の活動や面談を重ねて自立やこれからのキャリアについて一緒に考えていきましょう。





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