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精神障がいのある方におすすめの仕事や働き方のポイントをアンケートや事例をもとにご紹介
公開日:2024/07/19
更新日:2024/07/19
「自分に合う仕事はなんだろう?」
「どうすれば長く続けられる仕事が見つかるの?」
精神障がいのある方が仕事を探す際、このような悩みや疑問を抱えている方も多いでしょう。
病気とうまくつきあいながら安心して働くためには、自分の特性に合う仕事を選び、職場の理解を得ることが大切です。
本記事では、実際に精神障がいのある方が行っている仕事上の工夫、仕事を探している方に役立つアドバイスなど、アンケートや事例をもとに詳しく紹介します。
目次
精神障がいとは
精神障がいとは、精神面だけでなく身体的にも様々な症状が表れ、仕事や日常生活に困難が生じる病気です。
症状が深刻化すると判断力が低下するため、家族や友人をはじめとする周囲の理解やサポート、また専門機関の支援が必要なケースもあります。
精神障がいとはどんな障がいなのか
精神障がいは、過労やストレスなどによって脳や神経がうまく働かなくなり、心身に様々な症状が現れる障がいです。あらわれる症状としては、過度の不安感や気分の落ち込み、不眠や食欲低下、幻覚や幻聴など様々です。
一般的に知られている統合失調症や気分障がい(気分症)なども、精神障がいの1つです。
精神障がいは決して特別な病気ではなく、ストレスの多い現代社会では誰もが発症する可能性があります。早い段階で気づき、適切な治療やサポートを受けることが大切です。
精神障がいの種類
代表的な精神障がいの種類は、以下の通りです。
- ・統合失調症
- ・気分障がい(気分症)
- ・適応障がい(適応反応症)
- ・パニック障がい(パニック症)
- ・パーソナリティ障がい(パーソナリティ症)
- ・てんかん
- ・アルコール依存症・薬物依存症
- ・高次脳機能障がい
それぞれの特徴や症状を見ていきましょう。
統合失調症
統合失調症は、現実ではない幻覚や妄想があらわれ、考える力(「認知機能」といわれます)や日常生活に大きな支障をきたす病気です。
主な症状として、実際には存在しない声が聞こえたりものが見えたりする幻聴や幻視のほか、「周囲の人が自分の悪口を言っている」「見張られている」などと感じる妄想が挙げられます。
統合失調症は主に20〜40代で発症することが多く、早ければ思春期や青年期に発症するケースも見られます。
抗精神病薬を使った薬物療法が治療の中心になり、症状が改善した後も再発予防として服薬を続けることが大切です。また、専門家による心理療法も一定の効果があるとされています。
関連記事:統合失調症の症状があっても仕事は続けられる? おすすめの職種を解説
気分障がい(気分症)
気分障がいには、主なものとして、うつ病(抑うつ症)と双極性障がい(双極症)の2種類があります。
うつ病は、長期(少なくとも2週間以上)にわたる気分の落ち込みや興味の喪失が特徴です。その他の症状としては、何事にもやる気が出ない、集中できない、疲れやすい、眠れない(もしくは寝すぎる)、食欲がわかないなどが挙げられます。
双極性障がいは、気分が高揚する「躁状態(あるいは軽躁状態)」と、極端に落ち込む「うつ状態」が繰り返し起こる病気です。
躁状態では、気が大きくなり、会話や行動が過剰に増え、浪費や衝動買いなど突発的な行動が増えます。一方、うつ状態になると気分の落ち込みとともに、気力ややる気がなくなってしまいます。
関連記事:気分障がいのある方の働き方のコツ、休職する時のポイントを解説
適応障がい(適応反応症)
適応障がいは、特定のストレスに対して心や体がうまく適応できず、過度の不安や抑うつ、頭痛や胃痛、不眠などの多彩な症状が現れる病気です。
発症の原因が特定できることもあり、その場合はストレスから離れることで症状が和らぎます。
例えば、ストレスの原因が仕事の場合は、業務内容を変えてもらうことで症状が改善します。発症の原因は、職場環境や人間関係、家族間のトラブルなど様々です。
放置すると慢性化し、うつ病に移行するケースもあります。
関連記事:【口コミあり】仕事で適応障がい(適応反応症)になった際の対処法を解説
パニック障がい(パニック症)
パニック障がいは、予期しない突然の強い不安や恐怖心が高まり、動悸、息苦しさ、吐き気、ふるえなどの発作が繰り返し起こる病気です。
非常に激しい発作は数分から数十分続くので「このまま死んでしまうのでは」との不安や恐怖を感じます。そのため「また発作が起きるのではないか」という予期不安に襲われ、バスや電車に乗れなくなり、外出が困難となる広場恐怖を引き起こすケースもあります。
パニック障がいは早期治療が重要です。症状が出た際は、早めに精神科へ行って相談しましょう。
関連記事:パニック障がいでも仕事を続けたい!向いている仕事や相談できる機関は?
パーソナリティ障がい(パーソナリティ症)
パーソナリティ障がいは、個人の行動や思考、感情のパターンに著しく偏りがみられる病気です。そのため、日常生活や仕事、人間関係において問題が生じることがあります。
パーソナリティ障がいには種類があり、大きく以下の3つに分類されています。
- ・A群:奇妙で風変わりなタイプ
- ・B群:演技的・感情的で移り気なタイプ
- ・C群:不安で内向的なタイプ
パーソナリティ障がいの中でも特に多いとされる「境界性パーソナリティ障がい」は、B群に入ります。
てんかん
てんかんは、脳の神経細胞に電気的な興奮が生じ、意識を失ったり体の一部または全身がけいれんしたりする発作が突然起こる病気です。
脳の障がいや損傷などが原因で起こる「症候性てんかん」と、検査をしても異常が見つからず原因不明とされる「特発性てんかん」に分かれます。
発作の頻度や症状の重さは人によって異なるものの、日常生活に大きな影響を与える場合が多いです。
てんかん発作は予兆なしに起こるため、本人だけでなく周囲の人も対処法を理解しておく必要があります。
関連記事:てんかんの方の仕事に関する悩み、就職について相談できる機関を解説
アルコール依存症・薬物依存症
アルコール依存症は、長期間に多量のアルコールを摂取し続けた結果、アルコールに対して依存状態になる精神疾患です。
薬物依存症も同様に、違法薬物や処方薬などの乱用により、自分でやめられず依存から抜け出せない状態をいいます。
放置した場合、より問題が悪化し、日常生活に深刻な影響を及ぼし社会復帰が困難になる可能性があります。一般的な通院だけでは治療が進まない場合も多く、依存症専門の治療プログラムで回復をはかることが多いです。
以前は、アルコールや薬物を完全に中断することだけがゴールだとされていました。しかし最近では、その人にとって害になっている部分を減らすのを小さなゴールとしていく「ハーム・リダクション」というコンセプトで治療が進んでいくことも増えています。
高次脳機能障がい
高次脳機能障がいは、交通事故や脳血管障がいなどにより、脳の特定の部位が損傷を受けることで発症する障がいです。
主な症状は、大切な予定を忘れてしまう、話の内容が理解できない、集中力が続かない、簡単な計算ができないなどです。さらに、感情のコントロールが難しくなり、突然怒り出したり、興奮して大声を出したりするケースも見られます。
精神障がいのある方が仕事で抱えやすい悩み
精神障がいのある方は仕事で様々な悩みを抱えやすく、就職することが難しいというイメージを持っている方も多いでしょう。
精神障がいのある方の雇用が進んでいる一方で、社会全体での認知度の低さから偏見の目で見られやすく、障がいへの理解がまだ追いついているとはいえない場合も見受けられます。
ここでは、精神障がいのある方が仕事をする上で抱えやすいお悩みや困りごとには、どのようなものがあるか紹介していきます。
- ・一見した限りでは障がいがあると分からず、理解が得られにくい
- ・気分や症状に波がある
- ・疲れが出やすい
それぞれ見ていきましょう。
一見した限りでは障がいがあると分からず、理解が得られにくい
精神障がいのある方は、身体障がい等の場合と比べて、見た目からは障がいが分からないことも多いです。そのため、周囲の理解が得られにくいという問題が生じます。
精神的に調子が悪くてうまく話せない時に、「この人とはコミュニケーションが取りづらい」などと誤解されてしまうケースもあります。
自分の体調や精神状態などを相談できる環境を周囲につくっておくことが大切でしょう。
気分や症状に波がある
気分障がい(気分症)などでは調子の良い時と悪い時の波があり、悩まされることがあります。
精神障がいは環境のストレスで症状が悪化することが多いにもかかわらず、慣れない仕事の影響で通院や服薬がおろそかになりがちです。
変化がある時ほど、もともとの通院や服薬のリズムが乱れないよう気をつけましょう。睡眠不足や不規則な食生活を避けることも大切です。
疲れが出やすい
精神障がいのある方は、ストレスに敏感で仕事中に緊張しやすく、同じ作業をしていても人一倍疲れを感じやすくなる傾向もあるようです。
職場では、業務処理だけでなく上司や同僚、取引先とのコミュニケーションも必要です。そのため、周囲に気遣い過ぎて疲れてしまい、仕事を続けるのが難しくなります。
なるべく疲れを溜め込まないように、休憩時間にストレッチや深呼吸をするなど、工夫することが大切です。
【アンケート】精神障がいのある方に聞いた仕事上の工夫や仕事探しのアドバイス
精神障がいのある方を対象にアンケート調査を行い、以下の質問に答えていただきました。
- ・現在仕事をしているか
- ・仕事をする上で困ったことはあるか
- ・仕事上で工夫していること
- ・仕事を探す際に気をつけたこと
- ・仕事を探している人へのアドバイス
ぜひ参考にしてください。
【アンケート概要】
調査時期:2024年5月27日~2024年5月28日
回答数:100件
調査手法:インターネット調査
調査対象:精神障がいがあり仕事をしている・仕事をしていた方
調査実施:インターネットリサーチ会社
現在仕事をしているか
アンケート調査の結果、約70%の方が現在仕事をしていることが分かりました。
また、約20%の方は「今は仕事をしていないものの、今後は働きたい」と考えており、残りの約10%の方は「現在仕事をしていない」「今後も仕事をしたくない」とのことです。
精神障がいのある方の多くは仕事を続けたい、または再び働きたいと考えていることが分かります。
仕事をする上で困ったことはあるか
以下は、精神障がいのある方が仕事をする上で困った経験として多く寄せられた声です。
- ・思考が停止して何も考えられず、突然仕事ができなくなった
- ・ストレスが溜まると体調が悪くなるので、仕事との向き合い方が難しい
- ・同僚や上司とのコミュニケーションが難しい
- ・意思の疎通がうまくできない
精神障がいのある方が仕事をするには、周囲の理解を得て働きやすい環境に整える必要があることがうかがえます。
仕事上で工夫していること
以下は、精神障がいのある方が仕事をする上で工夫していることとして、多く寄せられていた声です。
- ・定期的に休息を取って疲れを溜めないようにしている
- ・仕事の優先順位をつけ、スケジュールを可視化している
- ・起床、休憩、就寝時間などに気づくため、スマホのアラーム機能を活用している
- ・一つ一つの仕事を無理なく、自分のペースでこなすよう心がけている
- ・体調が急変した時にすぐ対処できるよう、頓服薬を常備している
体調を安定させるため「適度に休憩を取る」「無理をしない」ように、工夫していることが分かります。
仕事を探す際に気をつけたこと
以下は、精神障がいのある方が仕事を探す際に気をつけたこととして多く寄せられた声です。
- ・自分のペースでできる仕事を探した
- ・職場の近くに救急対応してもらえる医療機関があるか確認した
- ・病気に理解があり、有給が取りやすい職場を選んだ
- ・プレッシャーが少なく、自由度の高い仕事を重視した
- ・外で働くのが難しいため、フルリモートや短時間勤務が可能な仕事を探した
精神障がいのある方は突然体調を崩す恐れがあるため、できる限り病気に理解のある働きやすい職場を探している方が多いようです。
仕事を探している人へのアドバイス
以下は、実際に精神障がいがありながら、仕事をしている先輩方からのアドバイスです。
- ・自分の特性を隠さずに面接で説明することが大切です
- ・ストレスが大敵なので、休む時はしっかり休みましょう
- ・自分にできる範囲から少しずつ始めるのがよいです
- ・一人で抱え込まず、支援センターを利用したほうがよいです
- ・外で働くのが難しい場合は、ネットでできる仕事を検討しましょう
就職・再就職を検討されている方は、ぜひアドバイスを参考にして、無理せず自分のペースで仕事を探しましょう。
精神障がいのある方が長く仕事を続けるためには?
精神障がいのある方が継続して働くためには、どのようなことを意識すればよいのでしょうか。ここでは、精神障がいのある方が長く働く上で大切なポイントを紹介します。
- ・通院と服薬をきちんと続ける
- ・障がいの特性を伝えて周囲の理解を得ておく
- ・自分の特性や体調に合った職場を選ぶ
それぞれ見ていきましょう。
通院と服薬をきちんと続ける
精神障がいのある方が仕事を続けるには、自己判断で通院と服薬をやめないことが大切です。自己判断で薬を中断したり通院をやめたりすると、症状の悪化や再発を招く可能性もあります。
自分では「もう大丈夫だろう」と感じても、主治医の視点では「まだ治療が必要な段階」であるケースは多いです。減薬したい場合も必ず医師に相談し、専門的なアドバイスを受けるように心がけましょう。
障がいの特性を伝えて周囲の理解を得ておく
職場で円滑なコミュニケーションを行い、業務で適切なサポートを受けるためにも、障がいの特性を周囲に伝えることは重要です。
障がいの特性によっては、仕事のやり方を工夫すれば効率的に業務を行える場合もあります。
また、業務において自分が必要とする支援についても正直に話しておくと、周囲からの理解が得られるので働きやすくなるでしょう。
自分の特性や体調に合った職場を選ぶ
精神障がいのある方が長く働くためには、自分の特性や体調に合った職場を選ぶことが大切です。
例えば、障がいの特性によって騒音が集中力を低下させる場合は、静かな環境の職場やイヤホンやイヤーマフなど個別の対処を認めてくれる職場が適しています。また、職場までの通勤時間や通勤経路においても、ストレスが少ない場所にある職場を選びましょう。
精神障がいのある方におすすめの仕事
精神障がいのある方にとって仕事によるストレスは症状に影響するため、業務量や内容はよく考えて決めたいところです。
精神障がいのある方に限らず、自分にとってちょうどよい負荷の仕事を探すことは、仕事探しで重要な点です。
また、障がいの種類や程度によってもおすすめの仕事内容が変わってきます。代表的な精神障がいにおすすめの仕事について、以下で解説します。
統合失調症の方におすすめの仕事
統合失調症の方は、個人差はあるものの、人が多い騒々しい環境が苦手だったり、対人コミュニケーションがストレスになったりする場合が多いです。
その点を踏まえると、事務職、製造業などは、基本的に一人で作業を進めることができるためおすすめです。
プログラマー、Webエンジニアなど、パソコン上で作業を完結することができる仕事も向いています。
また、中には音楽や芸術などの才能のある方もいるため、デザイナーなど自分の才能を活かせる仕事が見つかると、活躍できる場面が増えるかもしれません。
気分障がい(うつ病・双極症)の方におすすめの仕事
うつ病や双極性障がいなどの気分障がいのある方は、環境の変化がストレスになりやすいです。
そのため事務職や清掃業など、変化の少ない安定した作業の仕事がおすすめです。
通勤がストレスになる方も多いため、データ入力、Webページの管理など在宅でできる仕事も向いています。
症状の波が大きい方にとって、作業時間を調整できるライター業やデザイナー業などは、自分の状態に合わせて業務量を調整できる点が大きなメリットです。
精神障がいのある方の仕事探しのポイント
実際に仕事を始めてみると、予想していた以上のストレスを感じたりトラブルに直面したりする場面も見受けられます。
障がいのある方の雇用実態調査によると、精神障がいのある方の離職率はやや高い傾向にあります。厚生労働省の令和5年度の調査結果では、精神障がい者の平均勤続年数は平均5年3カ月となっています。
以下では、長く仕事を続けるために心がけておくとよいポイントや、困った時に利用できる制度について解説します。
- ・まずは無理せず短時間勤務からスタートする
- ・障がい者雇用枠の利用を検討する
- ・障がい年金などの制度について確認する
それぞれ見ていきましょう。
まずは無理せず短時間勤務からスタートする
最初のうちは、アルバイト、パートタイム、時短勤務など様々な業務形態から負担の少ないものを選びましょう。
正職員でなくとも、仕事の経験があるということは、転職にあたってプラスの材料となる可能性があります。
どのくらいの仕事の負担で自分がストレスを感じるのか、短時間の仕事から試してみることは、次の仕事探しにも役立つことでしょう。
障がい者雇用枠の利用を検討する
障がい者雇用枠は、障がい者雇用促進法に基づき、障がい者手帳を持っている方を一定の割合で雇用する制度です。2018年4月より、障がい者雇用促進法における障がい者雇用義務の対象に、精神障がいのある方も加わりました。
障がい者雇用枠の利用にはメリットとデメリットがあります。
メリットは、障がいをオープンにして就職することになるため、周囲の理解や配慮が得られやすいことです。
デメリットとしては、職種や仕事内容に制限があり、やや給与が低い傾向があることです。
障がいをオープンにしたくないといった理由から、障がい者雇用枠に抵抗がある方もいるでしょう。利用するかどうかはメリットとデメリットを考慮し検討してみてください。
障がい年金などの制度について確認する
精神障がいのある方が最初から生活に十分な収入を得ようとすると、どうしても仕事の負担が大きくなります。障がい年金などの利用ができるかどうかも、しっかり確認しておきましょう。
障がい年金は基本的には、厚生年金や国民年金の保険料を納めていた方が、障がいの認定を受けることで受給できます。
受給にあたり、所得制限にかかる場合があるため、収入が一定の金額を超えると受給できなくなるケースがあります。就職や転職の際には所得制限にかかるかどうか確認してください。
精神障がいのある方が頼ることができる専門機関
精神障がいのある方の仕事探しにおいて、様々なサポートを得られる専門機関があります。
仕事探しに不安のある方は利用してみるとよいでしょう。以下にそれぞれの特徴を解説します。
- ・ハローワーク
- ・地域障がい者職業センター
- ・就労移行支援事業所
それぞれ見ていきましょう。
ハローワーク
ハローワークには、障がいや疾患のある方の就労を支援する「専門援助部門」という窓口があります。
適性や希望職種に応じた職業相談や紹介を受けられ、精神障がい者保健福祉手帳を持っている場合は、障がい者雇用枠を利用するかどうかの相談もできます。また、障がい者雇用枠だけではなく一般枠の求人も多くあります。
また、発達障がいのある方のサポートについては、一部のハローワークで「発達障がい者雇用トータルサポーター」が配置されており、一人一人の障がい特性や作業能力などを把握しつつ、就職準備段階から職場定着まで、カウンセリングをはじめとした様々な支援が受けられます。
地域障がい者職業センター
地域障がい者職業センターは、ハローワークと連携し、障がいのある方の専門的な職業リハビリテーションを提供し、就労をサポートする施設として各都道府県に設置されています。障がい者手帳のない方も利用できます。
専門のカウンセラーに相談ができ、精神障がいのある方に合った働き方の提案や、仕事を続けるためのアドバイスなども行っています。
就職相談だけでなく職場定着や職場復帰を目指す方の相談にも乗っているため、必要に応じて利用を検討してみましょう。
就労移行支援事業所
障がいや疾患のある方の就労に必要な訓練などを行い、一般企業への求職から就職までの一連の過程をサポートする支援機関です。
「職業訓練の提供」と「就職活動の支援」などの支援を行い、履歴書作成や面接対策などの就職活動のサポート、就職後の定着支援などを受けることができます。
最長2年間にわたる仕事に就く前からの訓練と支援、その後の仕事に就いた後の職場定着まで同じ事業所でサポートをしてもらえることが、就労移行支援事業所の最大の強みです。
まずは無理のない範囲から仕事を探してみましょう
仕事探しへ一歩を踏み出そうとすることは素晴らしいことですが、精神障がいのある方にとって自分の心を守ることも大切です。
せっかく仕事を始めたのに、症状を悪化させてしまって続けられなくなるのは避けたいものです。そのためには支援機関などを積極的に利用して仕事探しをすることが大切です。
精神障がいのある方の就労に関する相談は「ココルポート」へ
支援機関の中でも就労移行支援事業所は、個別の支援プログラムが用意されており、精神障がいがある方個々の状況に応じて対応します。
通所を継続することで信頼関係を築きながら一歩一歩ステップアップできるため、精神障がいのある方の支援先としておすすめです。
就労移行支援事業所の「ココルポート」では、電話相談を受け付けています。仕事に関して悩んだり迷ったりした時、まずは連絡してみてください。
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