名古屋駅Office ブログ

こんにちは！名古屋駅Officeのスタッフです！

今回のブログでは先日実施したプログラム「退職理由を前向きに表現するコツ」についてご紹介いたします。

就職活動で面接を受ける中で、必ずと言っていいほど質問されるのが、前職を退職した理由です。
みなさんはなぜ面接官が退職理由を確認するのかご存知でしょうか？

面接官が退職した理由を聞くのは、応募書類を見て抱いたネガティブな疑問や不信感を本人に確認し、少しでも安心して採用したいと考えている面があるからです。
その質問に対し後ろ向きな表現で返答をされると、より不信感が募るきっかけになってしまいます。
そのため、できるだけ前向きに答える必要性が出てくるのです。

ではどのように退職理由を前向きに表現したらいいのでしょうか？
それは、退職理由を転職理由と置き換えて考え、未来に焦点をあてる答え方が必要となります。
辞める理由は「人間関係」「残業の多さ」など様々ですが、もしその点で条件が良かったら、不満がなかったらどのようなことを成し遂げたいと思っていたのか、どのような働き方ができたのか、嘘ではない自分の前向きな気持ちを思い出すことが退職理由を前向きに表現する第一歩なのです🏃‍♂️

ここからは実際によくある事例に基づいて、退職理由を前向きな表現で伝えるコツを見ていきましょう👩‍🏫

①残業が多くて辞めた場合
「残業や休日出勤が多くて辞めました。」と正直に伝えてしまうと、（過去の残業時間にもよりますが）仕事への意欲が低い、もしくは消極的な印象を与えてしまいます。
もし残業や休日出勤がなかったら、
・本来の勤務時間中にもっと効率良く、集中力を発揮しながら仕事ができるようになる。
・アフター5の時間をうまく使って、資格取得や仕事に関連する勉強に時間をあてることができる。
・プライベートが充実すると、仕事へのやる気や意欲も向上する。
など、残業が多くなければできたこと、その分他の時間にあてられたなど前向きな気持ちが隠れているはずです。その点に焦点をあてるといいでしょう。

②人間関係で辞めた場合
「職場に合わない同僚や上司がいて辞めました。」とそのまま伝えてしまうと、たとえ自分に非がない状況でやむを得ず辞めたのが事実であっても、「あなたにも原因があったのでは・・・」と思われる可能性があります。
周囲のせいにするだけでなく、自分がどのような環境であれば働きやすいと考えているかという表現で伝えられるといいでしょう。

③体調不良で辞めた場合
体調不良になったことを隠しても、ブランクをうまく説明することが難しくなるため、正直にそのまま伝えたほうが、相手の誤解を招くことが少なくなります。
面接官としては、現在の病気や怪我の状況（現在はどれぐらい完治しているのか、仕事に支障は出ないのかなど）、前職と同じ理由で体調不良にならないように気をつけていることはあるのかを気にしているため、その点を丁寧に説明する必要があります。

ポイントをまとめると下記の通りになります👇

・過去の辞めた理由に話の比重を置くのではなく、未来もしくは将来の話（これからどうしていきたいのか、どのように働きたいのか）に注目して話す。
・受け身な表現（〜してくれなかったなど）や前の職場の批判につながる発言は控える。
・相手の目を見て、ハキハキと話す。※目をそらしたり、うつむき加減で話すと、前職にまだ未練があるのか、何か隠し事があるのか等邪推されるきっかけになるので要注意。

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