天神駅前Office ブログ

こんにちは。

Cocorport 天神駅前Officeの近藤です。

最近は気温も下がり、ずいぶんと過ごしやすくなってきましたね。

朝晩はTシャツの上にパーカーを羽織るとちょうどよく感じます。

個人的には、このくらいの時期にパーカーを羽織って外に出ると、なぜかすごく落ち着きます。

私だけでしょうか・・・(笑)

それはさておき！

Cocorport 天神駅前Officeでは、毎週土曜日に「余暇プログラム」を実施しております。

平日は就労に向けて、皆さま真剣に訓練に取り組まれていますので、
土曜日はリフレッシュとして、ゲームや作品作りなどさまざまなことを行っていただいています。

そのようななか、先日の余暇プログラムで行ったゲームが面白かったのでご紹介いたします。

「ito」というカードゲームです。皆さまご存じでしょうか？

コンセンサスゲームの一種なのですが、簡単にゲームの内容をご説明いたします。

これは、複数人で行うゲームです。

まずは、1～100までの数字が書かれたカードを、一人に一枚ずつ配っていきます。

次に、自分の持っている数字は明かさずに、テーマに沿ってその数字のイメージを共有します。

最後に、グループで話し合いながら数字が大きい順番（または小さい順番）に並び替えていきます。

例を挙げるとすると、「生活に必要な家電」というテーマであれば、
80のカードを持った人が「洗濯機」と答え、
15のカードを持った人は「テレビ」と答えるといった具合です。

この場合、数字が大きいほど自分にとって必要なものということになります。

しかし、自分が持っている数字は明かせないルールなので、
グループで話し合いながら全員の数字を推測していきます。

このゲームの面白いところは、他人との価値観の違いをゲームを通して感じることができる点です。

この日の余暇プログラムに参加された方も、皆さん楽しく盛り上がっておられました。

「テレビ」で言うと、15だと感じる人もいれば、80だと感じる人もいるかもしれません。

就労のなかで会社の上司や同僚と良好な関係を保っていくことは、
『自分らしく働き続ける』という観点からも重要になってくるかと思います。

しかし、ときには価値観の違いでぶつかってしまうこともあるかもしれません。

このゲームのように、他人との価値観の違いを「面白い」と捉えることができるようになると、
自分にとっても周囲にとっても、より働きやすくなることに繋がるでしょう。

就労移行支援事業所 Cocorport 天神駅前Office