神戸三宮駅前Office ブログ

現代社会において、職場の人間関係はますます複雑化しています。仕事仲間と良好な関係を築きながらも、適切な距離感を保つことは、心身の健康を維持するためにも重要です。

今回はプログラムで扱ったバウンダリーの概念を用いて、職場における適度な心の距離感の保ち方についてお伝えします。

1. バウンダリーとは？

バウンダリーとは、自分と他者の間にある目に見えない心の境界線です。これは、物理的な距離感とは異なり、自分が相手にどこまで踏み込まれてほしくないのか、どこから先はプライベートな領域なのかを示すものです。

職場においては、仕事上の関係性とはいえ、相手との距離感が近すぎると、プライベートなことにまで踏み込まれてきたり、自分の時間を犠牲にしたりする可能性があります。逆に、距離感が遠すぎると、相手との信頼関係を築きにくかったり、コミュニケーション不足が生じたりする可能性があります。

2. 適度な心の距離感を保つことの重要性

適度な心の距離感を保つことは、以下の理由から重要です。

• ストレスの軽減:
  相手との距離感が近すぎると、相手の言動や行動に常に気を配る必要があり、それがストレスにつながります。適度な距離感を保つことで、自分自身の時間を確保し、ストレスを軽減することができます。
• 信頼関係の構築:
  相互に尊重し、適切な距離感を保つことで、相手との信頼関係を築きやすくなります。
• コミュニケーションの円滑化:
  適度な距離感があれば、相手と率直な意見交換やコミュニケーションをすることがしやすくなります。
• ワークライフバランスの維持:
  仕事とプライベートの適切な距離感を保つことで、ワークライフバランスを維持することができます。

3. 適度な心の距離感を保つためのヒント

では、実際にどのようにすれば、職場において適度な心の距離感を保つことができるのでしょうか。以下に、いくつかのヒントをご紹介します。

• 自分の価値観や基準を明確にする
  自分にとって何が許せるのか、何が許せないのかを明確にすることが重要です。
• 相手に自分の境界線を伝える
  相手に自分の境界線を伝えることが重要です。ただし、相手を責めるような言い方は避け、自分の気持ちを伝えるようにしましょう。
• アサーティブコミュニケーションを練習する
  アサーティブコミュニケーションとは、自分の意見や気持ちを尊重しながら、相手とコミュニケーションを取る方法です。
• NOと言うことを恐れない
  相手から無理な要求をされた場合は、NOと言うことを恐れないことが重要です。
• 自分の時間とエネルギーを大切にする
  自分自身の時間やエネルギーを大切にすることも重要です。

4. まとめ

バウンダリーは、職場における人間関係を円滑にするための重要な概念です。適度な心の距離感を保つことで、ストレスを軽減し、信頼関係を築き、ワークライフバランスを維持することができます。

自分自身の価値観や基準を明確にし、相手に自分の境界線を伝え、アサーティブコミュニケーションを練習することで、職場において適度な心の距離感を保つことができるようになります。

是非皆さんもバウンダリーを意識して周りの人とのお付き合いを考えてみてください。

神戸三宮駅前Officeでは体験会（見学会）を開催しております！

プログラムの様子やOfficeの中を少し見てみたいなと思われた方は、ぜひお問い合わせください。

【日時】毎週水曜日　13時30分～

※水曜日以外もご見学可能です。

お問い合わせ時にご希望日をお知らせくださいませ。

【内容】（1時間程度）

　前半：事業所説明・プログラム紹介

　後半：個別相談

ご本人様、ご家族様、支援者様など、就労移行支援に関心のある方、どなたでもお待ちしております。同時に個別のご相談も承ります。

※事前のご予約が必要ですのでご注意くださいませ。

※お申し込みは神戸三宮駅前Officeへお電話またはホームページより承ります。

まずは、お気軽にお問い合わせください。

お電話でのお問い合わせ ☞（078）515-6431

メールでのお問い合わせ☞　sannomiya-staff@cocorport.co.jp
LINEでのお問い合わせ　☞　https://lin.ee/i69J59H

就労移行支援事業所 Cocorport 神戸三宮駅前Office