湘南藤沢Office ブログ

　皆さん、こんにちは。
Cocorport湘南藤沢officeスタッフです。
入学式や入社式、新しい出会いに期待を膨らませる季節となりました。

さて、この度湘南藤沢Officeを利用し就職が決まった方に対して、
「就職者インタビュー」を行いましたので、ご報告いたします。


・ココルポートに通おうと思ったきっかけは何でしたか？

　家族からの情報で就労移行というものがあるという事を知り、
高校卒業後の進路として３か所ほど見学や実習に行ってみました。
ココルポートでの実習時は話し声などが適度にあったことから
緊張をあまりしなくて済んだこと、
オフィスっぽい雰囲気が自分には合っているなと思い、ここに決めました。
また、落ち着いた雰囲気でマナーなどの社会性を身に着けられる場所で
私に必要な訓練だとも思いました。


・ココルポートで役に立った/参加して良かった訓練は何でしたか？

　「ココルポートでのSST（ソーシャル・スキル・トレーニンング）プログラムの参加なくして、
今の自分はない！」と思っています。
最初はSSTのコミュニケーション系プログラムは敷居が高く参加していませんでした。
ですが、スタッフからの参加の提案を受け実際に参加してみたところ、
自分にぴったりはまったんです。
社会生活をする上でのコミュニケーションとして幅広く役立つと感じました。
相手を不快にさせないためにどう話していけばいいのか、
会話のキャッチボールの仕方をこのプログラムで学ぶことが出来ました。


・ココルポートで就活中に意識して取り組んだ事は何ですか？

　実際の企業面接を模した面接練習に積極的に取り組みました。
一度オフィスで企業の人事担当の方と面接の機会があったのですが、
その体験をしたことにより自分の面接での課題が見えました。
自分では気が付かなかったのですが「あのー、えーっと…」などの言葉が多かったんです。
これは練習をしないとまずいぞ、という気持ちになり
スタッフに模擬面接の依頼をして何度も練習をし、就活の面接に臨みました。
そのおかげもあってか本番の面接では緊張はしたものの、
言葉遣いに気を取られることなく伝えたい内容を話すことが出来ました。

　
・ココルポートの訓練で思い出に残っている事は？

　就職前に行われたグループワークのプログラムです。
このグループワークで皆さんと話をしている時に、
自分自身２年間の就労移行での訓練成果を感じることが出来ました。
「日本の祭り」というテーマで皆さんと話し合うプログラムでしたが、
話し合った内容を発表する際に簡単にですがユーモアを交えた前口上を述べたら、
皆さんが笑ってくださり、とても嬉しかったんです。
今考えると、ココルポートに通い始めたころは表情も考え方も硬かったなぁと思います。
スタッフにいろいろなプログラムに出ることを提案されたり、
何気ない会話を日々していくことで柔軟性を持てました。
そういったスタッフとの関わりや日々の訓練があったからこそ、
今回のような笑いを入れた話ができたのだと考えています。


・これからココルポートで訓練を始めようとしている人（就職を目指す人）へのメッセージ

　まずは、訓練に参加することや通所することを目標としてみる。
達成したら、参加の目的を決める。無理して突然大きなことに挑む必要はありません。
ご自身がやってみたいと思う事や、小さな体験をたくさん積んでほしいと思います。　

就労移行支援事業所 Cocorport 湘南藤沢Office