外部講師プログラム　乾燥する季節に役立つ眠り方

今回の外部講師プログラムでは、睡眠の問題を解決するために、「生活習慣」と「環境」を変えることをテーマに

ご講演をいただきました。

はじめに、免疫機能と睡眠量の関係についてご説明いただきました。

①睡眠と免疫の関係

私たちの身体には免疫があり、免疫の種類には、物理的防御、自然免疫、獲得免疫があります。

大切なことは免疫細胞を適切に働かせることです。

自然免疫の中には、NK細胞（ナチュラルキラー細胞）と呼ばれる免疫機能があり、

その免疫がウイルスやがん細胞を攻撃するので身体を守ることができます。

しかし、睡眠時間が短くなると、NK細胞が減って、免疫機能が下がってしまいます。

鼻風邪の原因となるウイルスへの感染率は睡眠時間によって変わるという研究結果が出ており、

睡眠時間が短いほど風邪をひきやすくなります。

風邪をひきやすいこの季節、免疫を高めるためにも睡眠時間をしっかり取ることが大切だと

分かりますね！

②必要な睡眠時間は？

睡眠が大切な理由は分かりましたが、どのくらい睡眠時間を確保すると良いのでしょうか？

その答えは「睡眠時間の必要量は人によって違う」でした。

なぜなら、必要な睡眠量は

「遺伝的体質×疲労度×体質」によって決まるからです。

人によって必要な睡眠時間はそれぞれですが、大人でも７時間以上は睡眠時間を取るべきとのことです。

ただ、「睡眠時間の必要量は人によって違う」ので、例えば10時間睡眠が必要な人が7時間に睡眠時間に

合わせると３時間も睡眠不足になるので注意が必要です！

必要な睡眠が取れているかの目安は以下の通りです。