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春日部駅前Office ブログ
2020/06/15 春日部駅前Office
報告・連絡・相談 ~わかりやすいコミュニケーション~
皆さん、こんにちは。
今回ブログを担当します、Cocorport春日部駅前Officeのトレイニー(訓練生)のMです。
前回に引き続き、今回は「相談すること」、具体的には「報告・連絡・相談」に関するCocorportでの取り組みについてお話します。
元来の特性から、私は体系的に喋ること、人に接することが昔から特に苦手でした。
そのため職場では仕事が断れない、納期の交渉が出来ない、上司に相談が出来ずに様々な悩み事を抱え込みました。
言いたいことは溜めに溜め重ね、結果的にオーバーワークになってしまい、体調を崩してしまった経緯があります。
そんな中、Cocorportの訓練では「報告・連絡・相談」の訓練が、特に徹底されていると感じています。
朝通所した際に、トレイニー(訓練生)は自身のファイルの受け渡しをスタッフにお願いします。
そう。訓練はここからすでに始まっているのです。
Cocorportにいる間は、常に「報告・連絡・相談」を意識した行動が求められます。
例えば、模擬業務では一つの業務ごとに目的・目標・納期を設定し、都度上司役のスタッフに進捗を共有します。
業務中に取る10分間の休憩の終始についても報告が必要です。
設定した納期までに業務が終わらなそうであれば、上司に相談し「いつまでなら出来そうか」「どうしたら出来るか」についても相談します。
私は特に納期交渉が苦手だったので、模擬的なお仕事とは言え、
こういったシーンを想定して交渉の練習をさせてもらえるのはとてもありがたかったです。
また、スタッフからスケジュールへのアドバイスを貰えたことで、自分自身の予定の組み方に課題を発見し、
どのくらいの分量で仕事を進めていけば長期間の仕事でも疲れずに済むかということにも気付きました。
「報告・連絡・相談」を通して「第三者から意見やアイデアを貰えた」という経験は、
一人で課題を解決しがちだった私にとって、今後の考え方を改める大きなきっかけになりました。
また、「具体的にどういうセリフで断ればいいのかわからない」という場合には、
SST(ソーシャルスキル・トレーニング)、JST(ジョブスキル・トレーニング)
のプログラムが毎週開催されます。
ロールプレイングを通して、「残業の断り方」や「嫌な気持ちを伝える」といった自分の気持ちを伝える練習をします。
セリフ通りに読んで演じ、型を覚えることで、実生活でその場面に遭遇した時でも、パッと言葉が口をついて出るようになりました。
「断ると失礼だろうか」「迷惑をかけてはいけない」と、つい二つ返事で仕事を引き受けてしまう方も多いかと思います。
しかし、結果的に
オーバーワークになり、納期に間に合わない…
体調を崩して欠勤になり、誰かが仕事の穴埋めをしなければならない…
ということになるとすれば、事前に仕事の進捗を共有してスケジュールを調整することは必須だと学びました。
まずはあいさつやクッション言葉、お礼など基本の形から。
そして、時々のシーンに合わせた「報告・連絡・相談」の方法を学ぶことで、仕事上の外交的な「報告・連絡・相談」のみならず、
体調や考え方などの内向的な「報告・連絡・相談」についても、人に話すことのハードルがかなり下がったような気がします。
今回はここまで、ご拝読ありがとうございました!
就労移行支援事業所 Cocorport 春日部駅前Office
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