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川越Office ブログ
2020/06/25 川越Office
企業が理解しやすい配慮点
こんにちは、ココルポート川越第一officeのトレイニーの者です。
非常事態宣言が解除され、少しずつ人並みが戻ってきました。
現在ココルポートも、変則ながら通所になっております。
非常事態下では、人と社会との関わりが、いかに必要であるかを実感していました。
私自身も、在宅訓練をしているとき、
「あの人は、今、何をしているのだろうか。」
「図書館は、早く、開館しないかな」等々
いろいろなことを思いながら、過ごしました。
6月になり、ココルポートも、訓練の再開になり、様々な訓練を受けています。
私自身は、今日のプログラム「企業が理解しやすい配慮点とは」に、参加しました。
どのような訓練だったのかを、紹介します。
障害に対する配慮は、障害のある方が会社で長く勤めていくうえで重要な要素の一つです。
自分の障害について理解し、配慮を伝えることでこんな効果があります。
- 自分に合った仕事を選び、自分の強みを活かしやすくなる。
- 企業と自分が良い関係を築き、仕事をすることができる。
- 自分にとって良い環境で長く働き続けることができる。
障害配慮とは
なぜ配慮が必要なのでしょうか?
障害を持っていることで、ハンディを負っていることに関して、配慮してもらう。
事前に伝えてあることので、上手にコミュニケーションがとることができる。
長く働き続けるため(働きやすくなる)。
配慮点と短所の違い何でしょうか?
配慮点は、ハンディを持っていること関して、長い目でみてもらう。
短所は、作業していて、長続きできない点を、自分自身、直すことが出来る。
企業側の視点
- 企業の採用担当者は障害について、詳しい方もいるが、勉強中の方もいる。
- たとえ勉強をしていて障害のことを知っていても人によって全く違う。
- ⇒企業が求めていることはどこでも変わらず長く働いてほしいと思っています。
障害配慮について
障害配慮について、入社前に企業に伝えられたかどういかの割合のデータがあります。
身体障害の方は多くは伝えられたと思っていますが、精神障害の方の4割はあまり伝えられていないと思っています。
また、必要な配慮について「うまく表現する方法がわからなかった」を理由として挙げておられる方が多く、多くの人は伝え方に悩まれています。
たとえばこんな配慮があります。
職場環境
機械音を聞くと仕事に集中できなくなるので遠いところで作業をしたい
段差の上り下りが難しい
エレベーターがないと職場にたどり着けないのでエレベーターのあるビルが良い
勤務条件
疲れがたまりやすいので、週4日6時間での就労をしたい
通勤ラッシュの時間帯に電車に乗ると体調が悪くなるため、その時間帯は避けて出社したい
月1回通勤の日を休ませてほしい
業務面
臨機応変な対応が難しいので、内線電話のみの対応にしたい
重いものを運ぶことは難しい
複数のことを同時に行うことが難しい
対人面
指示が明確である方が力が発揮できる
大きな声や強い口調で注意をされると、そのことが気になって仕事が手につかない
障害配慮とは周りの環境を整えたり、サポートをしてもらったりすることで活躍できるようになることを目指します。
考えてみよう 第一歩 配慮点の気づき方
配慮点を気づくには自分のことを知っておかなくはいけません。
できること
自発的にやれる部分をする
できることをしっかりする
難しいこと
できない部分をサポートしてもらう
やってみても、なかなかうまくいかない
その中でも周囲のサポートが必要なこと
助言などをしてもらい、どのようなにしたらできるか、行き詰まった時に、アドバイスしてもらう。
障害を理解しやすく伝えるには
だれにでもわかる言葉で書いているか
して欲しい配慮が具体的に(数字や場面など)書かれているか
例 履歴書・職務経歴書等
通院などが必要な場合、それを伝えているか
一方的に求めておらず、自分なりの対処法があるか
あまり多いと企業が負担になってしまうので、適切な配慮の量か
前向きな言葉で伝えているか
職場に貢献しようという姿勢が見られるか
まとめ
障害に対する配慮は、障害のある方が会社で長く勤めていく上で重要な要素の一つです。
自分の障害について理解し、配慮を伝えることがこんな効果があります。
- 自分に合った仕事を選び、自分の強みを活かしやすくなる
- 企業と自分が良い関係を築き、仕事をすることができる
- 自分にとって良い環境で長く働き続けることができる
これらを実現できる為に、自分の配慮点を理解し、企業側に分かりやすく伝えていきましょう。
以上が訓練内容でした。
ココルポート川越第一officeでは、将来の仕事に就くため、様々なプログラムが用意されています。人とのコミュニケーションが、うまくできない、人に伝えたくても、なかなか伝えることができないという方のために、様々な訓練や体験ができます。
時より、私自身の将来設計を、描くことがあります。しかしながら、現実はそう簡単にはできないことは沢山ありますが、人それぞれ夢を持つことは必要であります。夢を持つということは、将来を見ることができるということです。そういうことにサポートしてくれるのが、ココルポートです。皆さん、将来に向けて、一緒に歩んでいきませんか?
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