川越Office ブログ
2020/10/05 川越Office
なぜ配慮点は必要?
こんにちは、ココルポート川越Officeトレイニーです。
本日はプログラム「障がい説明プログラム①配慮点を考える」についてお話させていただこうと思います。
なぜ、障がいや配慮点について説明する必要があるのでしょうか?
それは、あなたと応募企業が、あなたの障がいについて共有することで、長く一緒に働いていける、働きやすい環境なのか?お互いに判断することができるためです。
自分を理解し、『自分の言葉』で。配慮点を説明できる人を企業側は求めています。
配慮点は、「自分では努力してもできないこと」、「少しの手助けがあれば出来ること」を企業側へ知ってもらうためです。自分の障がいについて『自分の言葉で伝える』ことは、応募企業に
自分と一緒に働くイメージを掴んでもらうことに繋がります。
企業は皆さんに出来るだけ長く働いてほしいと思っています。
長く働いてもらうためには、依頼できる業務内容や職場環境、配慮点によって周りの人と上手く協調性を発揮して働けるかを検討します。同じ障がいであっても一人ひとり困難なことや苦手なこと、不安に感じる点も異なるため、応募企業はあなたの状態を知りたいのです。
以下のポイントについて、具体的に伝えることが重要です。
- 障がいの概要…どのような障がいなのか?
単に障がい名や等級だけを伝えるのではなく、普段あなたが他者にしている説明や医師から受けた内容。
- 症状や困難なこと…特に苦手なことは?
どのような症状が、どのようなときに起こるのか。「出来ること」「出来ないこと」「それで困ること」。
- 対処法…出来ること。出来ないこと。
②の項目に対して、自分で出来る対処法。または、企業や周囲などにお願いしたい配慮・サポート。自分ではどうしても出来ないこと。
障がい者雇用は未だ少ないため、応募企業によって障がいに対する知識や理解度は異なります。
自分の言葉で説明することは、企業側の知識を捕捉し、自ら採用の可能性を広げることに繋がっていきます。また、障がいの特性上できないことを配慮や要望として一緒に伝えることは、企業側に検討してもらい、働きやすい職場環境を整える働きかけになることもあります。
応募企業とあなたの要望とが重なり合う部分を知るためにも、自分の障がいや要望を説明できるよう準備し、採用に繋げることが出来たらと思いました。
Cocorport(ココルポート)川越Officeでは、いろいろなプログラムと訓練を実施しています。
就労したいけど一人では難しい…そう感じている方は、ぜひ一度Cocorport(ココルポート)に見学にいらっしゃってください。
以上、ココルポート川越Officeトレイニーからでした。
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