川越Office ブログ

皆さんこんにちは。ココルポート川越オフィスのトレイニーです。

今回は「グループワーク　夏に向けての体調管理」についてお話したいと思います。

まず初めにグループワークとは少し特殊なプログラムで、その時々で取り扱うテーマが異なり月に1回ほどの頻度でトレイニーが主体となって進めるプログラムです。

さて、突然ですが皆さんは四季の中で夏は好きですか？筆者は一番苦手です。今も絶賛夏バテのさなかこの記事を書いています。

今回このプログラムに参加した理由はそこにあります。筆者は夏に体調を崩しやすいので、みんながどのような方法で暑さ対策をしているのかヒントがほしかったのです。プログラム題目からもわかるように、今回は参加者でグループを作って話し合いました。体調を崩さず夏を乗り切る為の方法をみんなで考えて、意見を出し合い情報共有しよう。といったものです。

ココルポート川越オフィスのグループワークはスタッフがある程度のルールを最初に伝えます。その後のプログラム進行はトレイニー達に一存されます。どのように意見を出し合い、どのように挙げられた意見をまとめ、どのように共有時に発表するかはトレイニー達で決めます。

一見回りくどいやり方に見えますね。どうしてそのようなやり方なのでしょうか？

その答えはグループワークというプログラムの目的にあります。

その目的とは大きく分けて4つあります。

①「各プログラムで学んだことを実践し振り返ることで理解を深める」

どのような事柄も頭ではわかっているつもりでも実践しなければ身体は覚えてくれません。以前スタッフがこんな例を挙げていました。例えば、「サッカー初心者がサッカーの参考書をいくら熟読してもサッカーがうまくなることはできない」その通りですよね。いくらサッカーの天才だからといってもサッカーボールに触れたこのない人がワールドカップには出場できません。いくら円滑なコミュニケーションの方法を他のプログラムで学んでいたとしても実践できる機会がなければ意味がないのです。いざ職場でチームを組んで仕事を進めていくことなった時の為の予行演習です。

②「共同作業を通して自分の役割を見つけ貢献することで自信を得る」

自分が何気なく発した意見が共感を得たり採用されたりすると必要とされているみたいで嬉しいし、やる気が出ますよね。たぶんそういうことだと思います。

③「アウトプットの場」

　①の内容と少し被りますが学んだことは是非実践しましょう。得た知識を今度は自分から人に伝えることでより自分の中の知識を深めることができます。実際の職場でもこういったサイクルで初めは先輩から仕事を教わり、後輩ができたときには今度は自分が仕事を教えてあげるようになりますよね。仕事を教える立場になったとき、仕事を再確認することでより気が引き締まって、以前より大分ミスが減っているのではないでしょうか。

円滑な仕事でよく聞く「報告」「連絡」「相談」ってすべて自分から発信するものですよね。いざ職場で報連相が必要になった時に、スムーズにやりとりが出来るようにしておく為の練習です。

④「就職に向けた課題を知る」

得意不得意は人それぞれですが、病気の有無に関係なく必ずしも自分のやりたい業界の企業に就き、得意な仕事を任せてもらえるかどうかはわかりません。自分の苦手なことを知ることで与えられた職場環境に巧く適応し長く働くためのコツを掴むヒントになります。

今回、筆者がこのグループワークに参加してみた感想は、なんとなく進行してくれる人がいて、なんとなく沢山意見を出してくれる人がいて、何となく発表用の資料を作ってくれるひとがいてと、自然に役割分担がなされていって、学生の頃の文化祭の準備をしているような不思議と心地のいい訓練内容でした。

ちなみにグループワークででた意見として、暑さ対策は帽子やサングラスを身に着けて、直射日光を遮るなどの服装関係、こまめな水分補給や野菜、精のつくものを積極的に摂るなどの食事関係についての対策法が多く挙げられていました。

グループワークは自由度が高いだけに取り組み方に戸惑ってしまうこともありますが上手く発表できた時の達成感はとても大きいものです。就職活動、職場での実践も想定された、中々内容の濃いプログラムであったと思い参加してよかったです。

ココルポート川越オフィスでは、グループワークの他にも就職活動、仕事を続けていくうえで役に立つ様々なプログラムが行われ、日々トレイニー達が訓練に励んでいます。就職を目指しながら、みんなで健康管理も行えるのはとても心強いですよ。少しでも気になった方は是非一度見学にいらしてください。最後まで読んでくださりありがとうございました。

就労移行支援事業所 Cocorport 川越Office