川越第3Office ブログ

ブログへのご来訪、ありがとうございます。
この記事はCocorport川越第3Officeのトレイニー(訓練生)が執筆しております。

未だ埼玉県内は緊急事態宣言下にありますが、ココルポートでは限定的にではあるものの、通所が再開されています。

障がいの特性上、こもりきりになってしまうことで体調を崩される方も多く、
今回の対処に関して、何卒ご理解いただければ幸いに存じます。

さて、今回の本題は川越第3Officeの土曜日に関してお話ししたいと思います。

平日は通常の勤務を想定して緊張感のある訓練を行っているのですが、
土曜日は少し肩の力を抜いて、ONとOFFの切り替えに重点が置かれているように感じます。

平日は自律神経に良い効果のあるらしいクラシックが流れていますが、
土曜日はアニメソングのボサノバアレンジなどが流れていることが多いです。

服装もややカジュアルなコーディネートをしてくる方も多いでしょうか。
一般の会社の休日出勤に近いイメージかもしれません。

訓練もコミュニケーションを重視したプログラムが設定されることが多いのですが、
今回は先日行われたばかりの「ミニコミュニケーション」についてご説明したいと思います。

「ミニコミュニケーション」はその名前のとおり、「小さなコミュニケーション」を行います。

手順は以下のとおり。

まず、様々なテーマが書かれたカードの中から5枚引きます。
その中から自分が1分間で話せそうなテーマを選びます。
話す際に「視線の配り方」であるとか「話すスピード」など、重視することを先に宣言しておきます。
タイマーで1分間計り、その間にテーマについての話をします。
その間、話し手以外の方はメモなどを取らずに相手を見てしっかりと話を聞きます。
1分間話し終えた後は、2分間の質問時間となり、話し手以外の方が質問を行います。
話の内容で気になった点、関連しそうな事柄など、何でも聞いて構いません。
それが終わったら、話し手以外の方が規定の紙に感想などを書き、話し手の方に渡します。

この一連の流れを、話し手を変えながら行っていくのが「ミニコミュニケーション」です。
ちょっとしたコミュニケーションゲームのような側面があり、
土曜日に行われるプログラムの中では、私個人が特に好きなものでもあります。

他の方の話を聞くことでその方の人となりを知ることができますし、
一緒に訓練する仲間であるトレイニーの皆さんに、自分のことを知ってもらうチャンスでもあります。

ミニコミュニケーションをやっていく中で、本当に偶然なのですが、
一緒に参加した方と同じ趣味を持っていて、その後、共通の話題で盛り上がる……なんてことも。

人と人とが関わり合う中で、コミュニケーションはどうしても避けて通れないものです。

とはいえ、それをあまり難しいものとして捉えず、ゲーム感覚で練習してみる。
そういう場として「ミニコミュニケーション」は最適なものだと思います。
ご興味のある方はぜひ、参加してみていただきたいプログラムです。

今回ご紹介したミニコミュニケーション含め、Cocorportでは様々な取り組みを行っています。

就労移行支援にご興味がある方、気になることがある方は、
ご相談を随時受け付けておりますので、お気軽にご連絡ください。

最後まで読んでくださってありがとうございました。
よい一日をお過ごしください。

就労移行支援事業所 Cocorport 川越第3Office