武蔵浦和Office ブログ

師走に入り、何かとせわしい今日この頃、皆様いかがお過ごしですか？
　トレイニーのKです。今回は私がココルポート武蔵浦和オフィスと出会った経緯や１日(半日)の訓練を通して、今の自分に感じる事などをお伝えしたいと思います。

　その前に少しだけ私の疾患とこれまでの生活状況をお話し致します。
私は現在精神疾患を患っております。発病したのはもうかれこれ１７．８年前でしょうか…。それまでは一般企業で正社員としてバリバリ働いておりましたが、発病を機に退職。療養生活に入りました。
　当時は大病院の精神科に通院し、主治医とお薬の力を借りて闘病を続けておりました。働く事への気の焦りからか、調子が良くなってはアルバイトをし、悪くなっては退職をする。その繰り返し。次第に「自分はもう働けないんじゃないか…。」と思う様になり、気が付けば自宅警備兵になっていました。アルバイトすらしなくなって６年。「このままでは生きて行けない。」「この生活を何とかしたい。」「病気と付き合いながらでも働かなくては…。」そんな思いを抱えて切羽詰まったモヤモヤした日々を送っていたのです。

　【ココルポートとの出会いは激流にのまれるが如し！】
その後、それまでお世話になっていた大病院の主治医から転院の打進があり、リワークプログラムを実施している医院へ転院したのを切っ掛けに事態は急転！今現在お世話になっている臨床心理士さんと新主治医から「市のサービスで就労移行支援というものがある。」とのお話しがあり、調べてみると市内には色々な特色を持つ“就労移行支援事業所”がある事を知ったのです。その中に現在通所中のココルポート武蔵浦和オフィスもありました。病状が少しずつ安定して来て、働く意欲が出ては来たものの、〈働く〉ことに１０年以上のブランクがあり、〝働き方〟を忘れてしまっていた自分を何とかしたくて、就労移行支援を希望。とは言え、いきなりココルポートに決める事はしませんでした。先ずは無理なく自宅から通える範囲にある事業所をピックアップ。３か所の事業所に絞り、それぞれに見学を申し込みました。実際に数回、実施されているプログラムに参加させて頂き、雰囲気、プログラムの有用性、自分が就労に邁進していける環境か…。等を本当にじっくり慎重に約３か月の時間をかけて吟味し、ココルポート武蔵浦和オフィスに決めたのです。決め手は「自分に合っているかも…。」そんな第六感とも言える理由からでした。
思えば、転院、就労移行支援事業所の認知。見学、通所開始。これ等の事があっと言う間に我が身に起こり、それは正に【激流にのまれた】と言っても過言ではありません。
　通所開始から約半年、疾患の症状の一つである〝他者と関わる事への恐怖〟。自身の心に聳え立つその高い山を乗り越える術を、自分に足らない仕事スキルを身に着ける訓練を通して、此処ココルポート武蔵浦和オフィスで習得中です。最初は他の利用者(トレイニー)と会話する事さえどこか抵抗がありましたが、本当に不思議。スタッフさんのご助言もあり、自然と自発的に周囲に関われる様になって来ました。自身が変わり始めている事に、今、私自身が本当にビックリしています。様々な特色豊かなプログラムに参加しながら、〈働く〉感覚が戻りつつある手応えもまた実感しています。「私の第六感も捨てたモンじゃない。」と変な自信(笑)も持つ様になりました。
　今ここから私の社会復帰への狼煙が上がり始めています。少しずつ、少しずつ、社会へ出る準備を整えて行きたいと思っています。



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Cocorport（ココルポート）武蔵浦和officeでは、数多くの訓練・プログラムを実施しています。

就労したいけど、一人では難しい、、、そう感じている方こそ、是非一度Cocorport（ココルポート）に見学に来ていただきたいと思います。

訓練する私たちの姿を見たら、きっと何かを感じていただけるはずです。

見学のお申込みは→https://www.cocorport.co.jp/contact/inspect/
お電話でのお申し込みは→048-762-9326