大宮第2Office ブログ

ブログをご覧の皆様こんにちは！大宮第2officeで訓練中のいっちゃんです😊

　９月に入り日差しの暑さが少しずつ和らいできた今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか？台風や秋雨前線などの影響もあり気圧も不安定になっておりますが体調にはお気をつけて、どうかご自愛ください。

　さて、今月のブログは毎月様々な内容で行われている「模擬就労」について書かせていただこうかと思います！

　模擬就労とは、就職後の職場を想定した訓練です。この訓練では利用者自身が障がいや特性との付き合い方や対処法の熟知、報連相の仕方やコミュニケーションの取り方など、就職後に必要となってくる様々な基礎を実践的に学ぶ訓練です！

　今回、この訓練を題材にした理由は

• 自分自身の病状の状態把握
• 無自覚だった特性の気づきと発症理由の明確化
• 特性や症状に対する認知の改め

上記の3点をこの訓練を通して気づくことができ、その結果改めて特性との向き合い方を考えることができたからです。

私はこの訓練に参加していなかったらこのままこの特性について頭だけの理解で終わり、実質的な理解に及びませんでした。そして特性を放置して就職し、同じことを繰り返していたと思います。

模擬就労に参加したきっかけは、この訓練の意図を聞き、「就職から期間が開いてしまったからリハビリも兼ねて少しやってみようかな」といった軽い気持ちでした。

通所しだして数か月、私の持つ症状により訓練や通所自体が困難な状態でしたが、回復傾向に向かっていき、体調が安定しだしたことで就労について考え始めている頃でした。

実際に参加してみると、ほかの訓練とは少し異なり、「職場」「仕事」の緊張感と空気間がありました。参加当初、体に症状が現れだしましたが、通所と訓練、療養を経て、症状が出ていても対処することができるようになったこと、自分自身で対処できるほど状態が回復していたことに気が付きました。

そして、「仕事」として訓練しているときに、他の利用者さんやスタッフさんとコミュニケーションをとることで自分がどうしてこの症状を発症したか、「この特性が原因だったのか」と気づくことができました。自分が思っていた以上に自分の持つ特性が様々なことに起因していたことを痛感しました。

　これらの気づきや考えの改めを模擬就労で積み重ね、自分で特性について対応できる範囲があることと、部分的に特性の対応や改善が困難なことがあることを知りました。

そして、特性や症状について自分自身がしっかり特性理解をするだけではなく、周囲に周知する特性や症状を明確化していないと働く上で自分も特性や症状に苦しみ、周囲も苦しんでしまうことを再認識しました。

まだまだ特性理解や把握はできたとは言えませんが、少しずつ訓練を重ねて、周囲も自分も心地よく働けるように特性を理解し向き合っていこうと思います😊

ココルポートにご興味や関心のある方のご参考になれば幸いです😊

就労移行支援事業所 Cocorport 大宮第2Office