調布Office ブログ

こんにちは。ココルポート調布officeのトレイニー（訓練生）です。

今回は6/30プログラム「ウォーキング＆撮影会」をご紹介します。

まだ関東の梅雨は明けていません。雨が多く蒸し暑い日が続いています。

さて、こんな季節になんと私達は奇跡的に「ウォーキング＆撮影会」をする事ができました。午前中は雨模様でしたが、出発するちょうど午後1時頃、雲間から青空のみえる良い天気になり、心地良い風が吹いていました。参加者は11名でした。

私は一足早い夏バテになってしまい、当初、参加するか迷っていました。しかし他の参加者のみなさんの明るい雰囲気に、誘われるようにフラフラ考えもなくついて行きました。

目的地は「布多天神社」です。布多天神は調布officeから徒歩で20分程の距離にあります。私は布多天神へ初めて参拝しました。結論から言えば、とても素晴らしいひと時を過ごすことができました。参加して本当に良かったと思います。他の参加者のみなさんには感謝ですね。

調布officeを出発すると、みなさん足取り軽く調布駅前を通過し、ワイワイしながら天神通り商店街を歩いていきます。街の喧騒の中、正面に布多天神の石鳥居が見えてきました。私は「スー」と静かな気持ちになり言葉がなくなりました。仰ぎ見る鳥居や境内の大きな木々の緑が美しくみえたのです。「はあ～」と感嘆の息をもらしました。そして静かな感動を予感しました。

私達は鳥居の前を集合場所に決め、それぞれがまず本殿へ向かいました。6月30日は夏越（なごし）の祓（はらえ）のある日でした。スタッフのお話では「たまたま」だったそうですが「日頃の行いが良かったのかもしれない」と言った冗談にみな笑い、運が良かったことを喜びました。

この神事は本殿に参拝する前に行います。私は初めて「茅（ち）の輪くぐり」を体験しました。「水無月の夏越の祓する人は千歳(ちとせ)の命のぶというなり」という短歌を唱え、8の字を描くように茅の輪をくぐります。私達の健康への願いは切実ですが、昔の日本人も間違いなく同じ気持ちだったのですね。神事がこれを証明しています。私達は歴史の中に身をおいたわけです。

先人を身近に感じる時、どうして私達の心は感動するのでしょうか。これは人それぞれでしょう。私は穏やかな気持ちになりました。心は日常とは違った動きをすると思います。そして多くの場合良い方向に動きます。

布多天神の参道には茅の輪の先に「風鈴のトンネル」もありました。下げられた数十個の風鈴をくぐると本殿です。色とりどりの風鈴とその音色はとても良いものでした。参加者の多くが風鈴を撮影していました。「手作りなのかな」とつぶやいたスタッフは素敵な想像をめぐらせていたのかもしれません。私は残念ながら良い写真が撮れませんでしたので、恐れながら短歌をもって代わりとさせて頂きます。

先人と変はらぬ思ひこれからの健康祈り茅の輪をくぐる

木陰吹くさはやかな風ふう鈴を響かす音色心地よく聴く

鮮やかな風鈴を撮る参加者も語らふなかに笑みのあふるる

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