府中駅前Office ブログ

こんにちは、府中駅前officeのスタッフです！
今回、今年最初の余暇プログラムにて開催しました「かるた大会」について、ご紹介をさせていただきたいと思います！
「かるた大会」では、「小倉百人一首」を使い、７名で和気藹々に楽しむことが出来ました。
参加した皆さまは、昔昔、一生懸命に覚えた歌、ずっと記憶の中に残っている想い出の歌もあり、上の句を詠んで、すぐに下の句が分かったり、複数のかるたを獲得する強者もいて、白熱したプログラムとなりました。
頭をフル回転させ、自分のテリトリー内にあるかるたを取にいく、集中力が半端ない接戦となりました！
私も参加させて頂きまして、スタッフなのに、仕事を忘れたり（笑）、楽しかったな～
次回は、是非、皆さまも参加してください！！　※私も絶対またやりたいですね。

さて、「小倉百人一首」とは、藤原家定が選んだ100首の歌集のことです。
百人一首は100人の歌人の和歌を集めたものですが、その中でも藤原家定が京都の小倉山の山荘で選んだ100選のことを小倉百人一首と言います。
せっかくですので、一般的に真っ先に思い浮かぶ「百人一首」の歌についてアンケートを行い、ランキングにしてみました。※人気の詩ランキングです。

3位　花の色はうつりにけりないたづらにわが身世にふるながめせしまに
2位　田子の浦にうちいでて見れば白たへの富士の高嶺に雪は降りつつ
1位　？？？　　　１位は何だと思いますか？？

１位　

２位　田子の浦にうちいでて見れば白たへの富士の高嶺に雪は降りつつ
山部赤人

３位　花の色はうつりにけりないたづらにわが身世にふるながめせしまに
小野小町

４位　しのぶれど色にいでにけりわが恋はものや恩ふと人の問ふまで
平兼盛

５位　春すぎて夏来にけらし白たへのころもほすてふあまの香具山
持統天皇

６位　秋の田のかりほの庵（いほ）の苫（とま）を荒みわがころも手は露に濡れつつ
天智天皇

７位　瀬を早み岩にせかるる滝川のわれても末にあはむとぞ思ふ
崇徳院

８位　ひさかたの光のどけき春の日にしづ心なく花の散るらむ
紀友則

９位　あまの原ふりさけ見ればかすがなる三笠の山にいでし月かも
阿倍仲麻呂

10位　きみがため春の野にいでて若菜摘むわがころも手に雪は降りつつ
光孝天皇

１位　ちはやぶる神代も聞かず竜田川からくれなゐに水くくるとは
在原業平朝臣
いかがでしたでしょうか？１位の詩は分かりましたか？「ちはやふる」なんですね！
「競技かるた」を題材にした漫画『ちはやふる』のタイトルの元となった詩。
「不思議なことが当たり前に起きた神々の時代であっても、紅葉で色鮮やかに染まった竜田川（現在の奈良県を流れる紅葉の名所）ほど不思議で美しいことは起きなかったに違いない」という意味。
歌人：在原業平
漫画『ちはやふる』のタイトルの影響もあってか、禁じられた恋の相手を思って詠んだとされる在原業平の詩が1位に輝いた今回のランキングでした。

就労移行支援事業所 Cocorport 府中駅前Office