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北千住Office ブログ

2023/05/17 北千住Office

疲れない話し方を考えよう🤔

こんにちは☀

北千住officeトレイニーです(*’ω’*)

GWも明けて、じめじめ暑い季節がやってくる気配を感じます☔

長いお休みのあとは身体がおやすみモードから抜け出しにくいですね。体調を崩さないよう、少しずつ活動モードに戻していきましょう!

今回はプログラム『疲れない話し方』に参加いたしましたので、ご紹介します✨✨

打ち合わせ、会議、日々の報告、発表、雑談……

人と話さずにできる仕事なんてほんの一部ですよね。職場では様々な人とお話をする場面があります。

ただの雑談なのに、なぜか終わるとへとへとになっている……そんなあなたは無意識に疲れる話し方をしているかもしれません。

疲れない話し方なんてあるの?って思いますよね。私も半信半疑で「そんな方法あるなら早く教えてほしいよ(*_*)」という一心で参加を決めました。

今回の目的は以下の3点です。

・自分も相手も疲れない話し方を知ろう

・結・起承転結を意識した話し方を身に着けよう

・セルフマニピュレーションについて知ろう!

まず自分について知りましょう。

あなたが話していて疲れるときはどんな時ですか?

また、相手の話を聞いていて疲れるときはありますか?

参加しているトレイニーさんからは以下のような声が上がりました。

<自分が話していて疲れる時>

・緊張している時

・相手の反応が気になった時

・何度も同じ説明をしないといけない時

・話題がないのに無理やり場を繋げようとしている時

<相手の話を聞いていて疲れる時>

・淡々とした調子で話されている時

・話の要点がわからない時

・意見を押し付けられていると感じた時

・難しい話題でついていけないと感じる時

どの意見も発表の度に「あるある!」という共感の声や頷きが相次いでいました。また、相手の話については「私もやってしまっているかも……」という声が聞こえてくることもありましたよ。読んでいて不安になってしまったあなたはここがチャンス!気づいた時から意識して話し方を練習していきましょう。

それでは、自分が疲れず、かつ相手を疲れさせない話し方とはどんなものでしょうか?

実は「上手な話し方」と「疲れない話し方」は似ているようで少し違うんです。今回は、「疲れない」にフォーカスを当てた話し方のコツについて紹介していきますね。

会話で疲れないためには、まず最初にどんな話をするのか明確に提示しましょう。

「今から○○の話をします」「大体○分くらいで終わります」と最初に発信することで、相手が聞く準備をすることができます。

話をするときは相手の集中する時間を短くする、または集中する時間を区切るように意識すると、上手に話せるようになりますよ。

より実践的に疲れず話すためのポイントを見ていきましょう。

疲れず話すためには?という点に着目してポイントをまとめました。

<話し方のコツ>

  • 伝える目的を明確にする
    話す時、相手に何をしてほしくて話すのかきちんと自分で整理してから話しましょう。
    「きいてほしい」「動いてほしい」「教えてほしい」「手伝ってほしい」など、最終的な着地がわかっていると、話す内容がはっきりしますよ。

  • 相手の知りたいことを明確にする
    「してほしい」ことのために、相手が知っておくべきことを伝えましょう。
    例えば、仕事を手伝ってほしい場合には、「仕事の何割が終わっているのか」「残っている作業はどれか」など、現状について伝えるようにしましょう。

  • ギャップを埋める
    上司や同僚の考えと、自分の考えは必ずしも一致するものではありません。
    あなたの現状報告について、「それは自分で対処できるものでは?」と判断されてしまっては、「助けてほしい」という気持ちが伝わらず話が空振りしてしまいます。
    あなたは話の結果どうしてほしいのか」をきちんと伝えて認識のギャップを埋めましょう。

それでは、今度は周りの人に注目してみましょう。

自分が話していて疲れないのはどんな人でしょうか。

友達、上司、家族……誰でも構いません。逆に話していて疲れるのはどんな人ですか?

トレイニーさんからは以下のような意見が出ました。

<自分が話していて疲れない人>

・距離感が合っている人

・気を遣わない人

・的確なリアクションを取ってくれる人

・話を都度区切ってくれる人

<自分が話していて疲れる人>

・距離感が自分と一致しない人

・気を遣ってしまう人

・ノリが悪い人

・話題を奪ってしまって話すタイミングをくれない人

どれも「わかる!」の声がたくさん挙がっていました。あなたの周りにも当てはまる人はいましたか?

人の話が苦痛になってしまう理由は以下の3つです。

・会話の終わりが見えない

・相手からよく思われたいと思ってしまう

・自分のことをどう思っているのか気になってしまう

疲れてしまう時は、話をしている時に気を遣っている可能性があります。

話していて疲れない人は、気心が知れている人や、今更自分のイメージをよくしないと!と考える必要がない人だったりしませんか?

相手の評価が気になったり、嫌われたくないと感じたり、相手を傷つけたくないと相手の反応を気にしすぎてしまうことが、話で疲れてしまう原因です。

それでは、人の評価がどうしても気になってしまう……という気持ちを軽減するためには、どうすればいいのでしょうか?

<「人目」と「人の評価」はどう違う?>

プログラム中でてきた考え方は「人目を気にしても人の評価は気にしない!」です。

「人目」と「人の評価」って違うの?と思ったあなた。参加前の私とおそろいですね。握手🤝

それでは、それぞれ見直してみましょう。

・人目

ビジネスにふさわしい服、ふさわしい口調、ふさわしい態度……。社会人として生きていくならば人目を気にしなければいけない場面はたくさんあります。

会社に裸で出勤してきた人がいたら、驚いてしまいませんか?場合によっては電車の中で警察を呼ばれてしまうかも。極端ですが、「裸で出勤」に違和感を持つという当たり前の感覚が「人目を気にする」の正体なんです。

人にどう見られているかという意識はとても大事なものです。

・人の評価

あなたはどんなものを見て「かわいい」と思いますか?

ある人は散歩中の犬を見てかわいい!と思うかもしれませんし、またある人はアリの行列を見かけてかわいい!と感じるかもしれません。

このように、人の評価は一定ではありません。ある人には好意的に映る態度も、ある人には不快に思われてしまうということは日常茶飯事。

みんな良し悪しの基準が違うのに、「みんな」の基準に合わせようと頑張ってしまうと、話をしていて疲れてしまう要因になってしまいます。

もちろん考え方のひとつではありますが、自分の中で大事にしたい価値観をきちんと大切にして、人の評価で決めるのではなく、「自分の判断で決める」という姿勢を意識しましょう。

<CMはどうして15秒?>

話は変わりますが、あなたはテレビCMがなぜ15秒で作られているのかご存じですか?

実は、人が相手の話を聞きたいと思う時間は15秒と言われています。それ以上は集中できずに話が頭に入ってこないため、コミュニケーションがうまくいかない場合もあります。

CMは効果的に効率的に商品を売り込むために、15秒に大切な情報や印象的な情報を組み込んで作られているんですね。

長い演説をする政治家の方も、会話は10秒~15秒を一区切りにして演説内容を作っているそうです。

頭にも残りやすいですし、区切りが明確なため悪意のある切り抜き方をされて演説内容を誤解されることもないような対策の意味も兼ねているのですよ。

私たちも報告や相談をするときには伝えたいこと、やってほしいことを冒頭の15秒で伝えきれるように工夫して、会話をスムーズにしたいですね。

プログラム中では実際にグループで15秒を測りながら自己紹介をしてみました。

「短くしないと」と意識しすぎて15秒もたない人も、言いたいことがまとまらなくて15秒があっという間に過ぎてしまう人も様々でした。15秒で話すって意外と難しいです。

普段から練習しておくと思わぬところで役に立つかもしれませんね。

<セルフマニピュレーションとは?>

セルフマニピュレーションというのは、自分の身振り・手振り、声のトーンなどをコントロールすることで、自分の印象をコントロールする技術を言います。

メラビアンの法則という有名な言説があります。実は人の印象に残る情報の割合は以下のようになっています。

・視覚情報:55%

・聴覚情報:38%

・会話内容:7%

人の印象に会話の内容ってほとんど関係がないそうです。必死に面接で話す内容を暗記している私なんかはこの話をきいて割合の幅に驚いてしまいました。どれだけ素敵な話をしていても、見た目や声のトーンによって説得力が変わってしまいます。せっかく準備をして臨むなら、誤解なく話を受け取ってもらいたい!と思いますよね。

「なんだかうまく話が伝わらないな……」と感じた時は、あなたの声、あなたの表情が内容と一致していないのかもしれません。伝えたい内容に合わせてセルフマニピュレーションを取り入れられると何度も同じ説明をしてくたくた……ということも減るかもしれませんね。

まず代表的な例として、以下のことを意識してみましょう。

①余計な動きをとらない

つい髪を触ってしまう、指遊びをしてしまうなど、無意識の小さな動きが相手の集中力を欠き、「自信がないのかな?」と不安に思わせてしまう原因になります。

②大きくはっきりした声で話す

声が小さいとまず内容が伝わりません。また、自信がなさそうで相手に不安を与えてしまうので、はっきりと伝えるよう意識すると安心して話をきいてもらえます。

③言葉の最後は「です」「ます」で締める

「○○だと思います」のような言い方だと相手は不安を感じてしまうので、できるだけ伝える内容は言い切りましょう。ただし、確信を持てないことを断言するのはNGです。トラブルの原因になってしまうので気をつけましょうね。

④笑顔や穏やかな表情をキープ

真顔でお話をされると相手も緊張してしまいますよね。笑顔や、穏やかな表情で会話をすると相手の印象も良く、話に集中してもらいやすくなりますよ。

大切なのはその場にふさわしい表情や身振りをすること

伝えたい内容と表情は一致させるように意識して、少しずつ説得力のある話し方を身につけましょう。

以上が今回のプログラムの紹介でした。

疲れないで人と話すためには、「人の評価を気にしない」「短くわかりやすい内容で伝える」「表情と話す内容を一致させる」ことが大切ということを学びました。

仕事も訓練も人と話す場面はいっぱいあります。日々練習と思って疲れない話し方を身につけていきたいですね。

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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