国分寺駅前Office ブログ

2023/01/17 国分寺駅前Office

【余暇活動紹介♪写経編】

こんにちは。ココルポート国分寺駅前Officeのスタッフです！

国分寺駅前Officeでは、毎週土曜日の午前の訓練時間は「余暇活動」となっています。

様々な内容がある中で本日は、余暇活動のメニューの一つである「写経」についてご紹介したいと思います！！

写経とは経文を書写すること。また，書写された経文。そもそもは経典を広めるために行われたが，のちには功徳のある行為とされ，供養や祈願のために行われるようになった。また現代では、300字程度と端的な般若心経を書き写すことが多いそうです。

最近は、筆ではなくボールペンでも良いと親しみやすく行えたり、心身ともにとてもいい効果をもたらすセルフケアとしても注目されているとの事でみんなで挑戦しました！

用意したものは、

■写経（下敷き用のものをネットから印刷）

■半紙

■筆ペン

※補足でお願い事の参考文例を用意しました。

写経を行うと、集中力が高まると言われています。

普段忙しい私たちが「ただ一つのことに打ち込む」という機会はなかなかないものです。

いかに物事を効率的にこなせるかと、常に考えている方も多いのではないでしょうか。そういった意味では、写経は非効率的作業に他なりません。
ただただお経を、1文字ずつ丁寧に書き写していくのですから、傍から見るとまったく意味のない作業にも思えますよね…。
ですが単純であるがゆえに没頭しやすく、そのうち雑念が飛んで行ってしまいます。
やがて時間が経つのも忘れるほど、集中力が高まるのです。

実際に今回参加したご利用者さん達も、自ずと黙々と取り組まれ、室内はいい緊張感の静寂さに包まれていました。
集中して物事に取り組んだ後に味わえる清々しさは、何物にも代えられないと思います。

併せて忍耐力もつくと言われています。

約300文字近いものをすべて書き写すのに必要な時間は、およそ1～2時間となっています。

この間姿勢を正して作業に集中し続けることは、容易なことではありません。また一字三礼という作法もあり、一文字ごとに三回礼拝するというものです。それだけ丁寧に心を込めるという気持ちで書き上げるのは相当な苦労があります。しかし不思議なもので一旦始めると、最後までやり遂げようとする気持ちが芽生えるもので、回数をこなすことで難なくこなせるようになる忍耐力が培われるようになります。

更に続けるうちに、自然と字も上達していきます。

まずは字の巧拙はひとまず置いておき、無心になって純粋に楽しむことが大切です。

そして最大の魅力は、心にゆとりを持てるようになること。

写経を行うと鎮痛効果や幸福感を得られるβエンドルフィンという脳内物質が分泌されるのだそうです。心が安定すると、日常生活にも様々な変化がもたらされます。
ゆとりが出るため、他人への気遣いができるようになる人も多いのだとか。
人相にも影響を及ぼすそうなので、心から美人になりたいと願う方にはおすすめです。

いかがでしょうか。こうしてみると「やりたくなる理由」がたくさんあると思いませんか？

今回の写経だけでなく、余暇活動は長い目で見て、息抜きやセルフケアの発見となる機会になればと様々な内容を提供しています！