Aboutココルポートについて
ココルポートでは
「障がいのある⽅々に、⾃⽴し、尊厳ある⼈⽣を歩んでほしい」との思いを持ちながら、
「就労移⾏⽀援」を⾏っている会社です。
誰もがイキイキと⽣活し、働ける社会を創りたい。
⼀⼈ひとりに寄り添い、たくさんの笑顔を創りたい。
「笑顔の花」がいっぱい咲くように⽀援を続けていくことが、
私たちの⼤切なミッションです。
ココルポートでは
「障がいのある⽅々に、⾃⽴し、尊厳ある⼈⽣を歩んでほしい」との思いを持ちながら、
「就労移⾏⽀援」を⾏っている会社です。
誰もがイキイキと⽣活し、働ける社会を創りたい。
⼀⼈ひとりに寄り添い、たくさんの笑顔を創りたい。
「笑顔の花」がいっぱい咲くように⽀援を続けていくことが、
私たちの⼤切なミッションです。
就労移⾏⽀援の業務は社会的に弱い⽴場の⽅々を⽀える社会貢献度の⾼い仕事です。ご利⽤者様⼀⼈ひとりに寄り添い、何が本当の⽀援になるのかを⽇々考え、やりがいを持って仕事に望むことができます。
⽀援スタッフとして経験を積んだ後、⽀援業務の専⾨家となりキャリアップするほか、他の分野にキャリアチェンジすることも可能です。資格⽀援制度など、会社からのバックアップも万全!無理せず「なりたい⾃分」を⽬指すことができます。
ココルポートは2012年に創業した若い会社。社内の⾵通しが良く、社員がアイデアを出し合いながら、みんなで良い会社を作っていく雰囲気があります。ワークライフバランスを推進し、社員がイキイキと毎⽇働ける環境なので、⾃分らしく輝くことができます。
聴覚障害を抱える松崎さん(25歳・⼥性)は、話すことはできるけど、聞き取ることができず、⼿話も苦⼿でした。
⼈とのやり取りは主に筆談。どうしても会話のテンポが噛み合わず、毎回誰かに書いてもらう申し訳なさも感じてしまい、「コミュニケーション=苦痛」と考えるようになっていたようです。「同じ場にいても⼀⼈だけ置いていかれているみたい」と話したときの⼀瞬の寂しそうな表情が印象に残りました。
⼈と話し、わかり合い、笑い合う。普段当然にしていることでも、それが上⼿くできない⽅もいる。
まずは松崎さんの気持ちや希望をよく聞いて、理解したいと思いました。
筆談以外でどんな⽅法があるのか、松崎さんの希望に応えられるものはないかと、スタッフ間で話し合い、マイクを使⽤してPCに⾳声⼊⼒ができるツールを導⼊することにしました。
グループワークの際に使っていただいたところ、会話のテンポが崩れることもなく、メンバーが話していることをすべて理解できるようになったようでした。
就職活動時の⾒学や⾯接時にも、企業様に相談し、⾳声⼊⼒を活⽤していただき、無事に採⽤につながりました。
松崎さんは「みんなとより会話できている実感がある」と嬉しそうに話してくれ、満⾯の笑顔で「ありがとうございました」と⾔っていただきました。
障がいを抱える利⽤者さんは、特性や環境、考え⽅など、⼀⼈ひとりすべてが異なります。その⽅に合わせた⽀援を⾏うためには、まず相⼿を理解することです。その⼈がどう思っているか、どうしてそう思うのか。表⾯的なことだけでなく何気ない⾔葉や表情からも読み取り、気持ちに寄り添い、そこから問題を解決していく。
上⼿くいかないときもあるけど、失敗しながら、試⾏錯誤しながら⼀緒に歩んでいく。そうして、その⼈らしい笑顔を引き出せたとき、この仕事をしていてよかったなと感じます。
※登場する⼈物や背景、事実関係はすべて実際の出来事をもとにした架空のものです
私が⽀援員として担当しているのは精神疾患を抱える⽅がほとんどです。スケジュール通りに通所することが難しい、些細な⾔葉や気候、環境の変化で精神的な落ち込みが⼤きくなる、フラッシュバックから他者を信⽤できなくなる、家族との関係がうまくいかない…といった悩みを抱えていらっしゃる⽅々です。
ご本⼈の状態を⾒ながら、適切な距離感を保ちつつ声掛けを慎重にします。まずはお話を聴くことを意識し、⾟い状況の中でも通所できていることを笑顔で迎えるように⼼掛けています。
利用者の⼩沢さん(40歳・男性)は⽀援を通して、企業に就職することができましたが、就労後しばらくすると⼼⾝のアンバランスから出勤がつらくなってしまい⽋勤することが多くなってしまいました。
⼩沢さんに⾃信や前向きな気持を取り戻してもらうことが⼤事だと思い、プラスのフィードバックを伝え、ひとつずつ成功体験を積み重ねていただきました。
「できないこと」は障害特性によって苦⼿なことであり、⼩沢さん⾃⾝のやる気や能⼒の問題ではありません。⾯接を繰り返し、⼩沢さんに合ったやり⽅を少しずつ⼀緒に⾒つけていきました。
障スタッフだから「⽀える」、利用者さんだから「⽀えられる」のではなく、互いに励ましあいながらひとつの⽬標に向かって進むことで、信頼関係の構築ができるのだと感じています。
私たちはプレイヤーではなく、あくまでもサポーターでいることを意識するようにしています。お話を聴き、選択肢を⼀緒に考えていく中で、最終的に利⽤者さん⾃⾝で考え⾏動できるように⽀援することが私たちの役割だと思います。
※登場する⼈物や背景、事実関係はすべて実際の出来事をもとにした架空のものです
知的障害を抱える⽵内さん(35歳・男性)は、吃⾳もあり、⾃分の気持ちを思うように⾔葉にできないと悩んでいました。感情的な⾔動をぶつけられることも多く、私もどのように接すればよいか途⽅に暮れていました。ある時先輩から「伝えたいことを紙に書いてもらってはどうか」と助⾔をいただき、筆談で⽵内さんと⾯談をしてみることにしました。さらに「挨拶」や「お礼の⾔葉」などの意志を伝えるカードを作成して⾃分の気持ちを表してもらうなど、⼯夫を重ねることによって驚くほど素直に気持ちを伝えてくれるようになりました。
しかし、実習に⾏った企業では、筆談でのやりとりが難しい環境であることがわかりました。そこで、意思を伝えるカードを単語カードのようにまとめ、かつ職場で必要な「報・連・相」にまつわる単語や台詞などを盛り込み、その職場に合わせた仕様でカードを作成しました。2度⽬の実習では実際に活⽤し、その企業に無事就職することができました。その後、企業からも安定的に就業していると評価をいただいています。何より⽵内さん⾃⾝、⼈と円滑にコミュニケーションを取れることが嬉しいようで、⾃信に溢れた表情で活き活きと仕事に臨んでいます。
私も最初は⽀援がうまくいかずに落ち込むことも多かったのですが、⽵内さんのできることに焦点を当て、⼀緒に本⼈の強みを活かした発信⽅法を検討・実践できた経験は⾃信に繋がっています。経験が増えれば増えるほど、⾃分の感覚のみで判断してしまいがちになりますが、初⼼を忘れず、利⽤者さんの可能性を信じて利⽤者さんとともに考える姿勢が⼤切なのだと改めて気付きました。
※登場する⼈物や背景、事実関係はすべて実際の出来事をもとにした架空のものです
就労移⾏⽀援とは
障害者総合⽀援法に定められた「指定障害福祉サービス」です。 障がいのある⽅(65歳未満)が就労に向けたトレーニングを⾏い、働くために必要な知識やスキルを習得できるようサポートします。就職後も職場に定着できるように⽀援を⾏います。